ソニーモバイル、Android Wear搭載の腕時計型端末「SmartWatch 3」を発表IFA 2014

» 2014年09月04日 00時23分 公開
[村上万純,ITmedia]
photo 「SmartWatch 3」

 ソニーモバイルコミュニケーションズは9月3日(現地時間)、「IFA 2014」(ベルリン)でAndroid Wear搭載のウェアラブル端末「SmartWatch 3」を発表した。グローバル市場で2014年秋より展開予定。

 SmartWatch 3は、Android 4.3以降のスマートフォンと連携し、Bluetooth経由で情報をやり取りできる腕時計型のデバイスだ。

 ユーザーの行動分析に応じてパーソナライズされた情報を表示するほか、メッセージやスケジュールの通知、天気や飛行機の情報などを閲覧できる。本製品単体で音楽や映画を再生することも可能だ。コンパス、加速度センサー、ジャイロセンサーなどを搭載しており、精緻なライフログを記録することができる。Google Playからインストールできる「Lifelog」アプリで日々の活動を記録していく。なお、Sony Entertainment Networkのアカウントを使えば、AndroidスマートフォンからBluetoothおよびNFC経由でアプリに接続できる。また、ライフログに関するソニーモバイルのWebサイトのデザインやユーザーインタフェースも2014年度中に変更していくという。

 ディスプレイは1.6型TFT液晶(320×320ピクセル)を搭載し、タッチパネルによる操作もできる。プロセッサは1.2GHz駆動で、メインメモリは512Mバイト、ストレージは4Gバイト。サイズは36(幅)×10(高さ)×51(奥行き)ミリ、重さは38グラム(リストバンドを除く)。デザインはClassic(Black)とSport(Lime)の2種類を用意しており、リストバンドのカラーはPinkとWhite(別売り)をそろえる。リチウムイオンバッテリーの容量は420mAhで、1時間以下の充電で2日以上の使用に耐える。同梱のUSBケーブルで充電可能。IP68相当の防水/防塵(じん)性能を備える。

「SmartWatch 3」の主な仕様
端末名 SmartWatch 3
サイズ(幅×高さ×奥行き) 36×10×51ミリ(バンド除く)
重量 38グラム(バンド除く)
OS Android Wear(Android 4.3以上のスマートフォンに対応)
プロセッサ ARM A7/1.2GHz(クアッドコア)
メインメモリ 512Mバイト
ストレージ 4Gバイト
ディスプレイ 約1.6型TFT LCD液晶
解像度 320×320ピクセル
バッテリー容量 420mAh
ボディカラー Classic(Black)、Sport(Lime)
通信方式 NFC、Bluetooth、Micro USB、Wi-Fi
その他機能 センサー(加速度、振動器、コンパス、ジャイロ、GPS)、防水/防塵(IP68)

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