ブックオフ、格安スマホ「スマOFF」を発表――買取サービス利用で端末プレゼントスマホのリユースを促進

» 2015年01月27日 15時54分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo 「スマOFF」のロゴ

 ブックオフコーポレーションは1月27日、MVNOによる格安スマートフォンサービス「スマOFF」を発表した。スマホとSIMのセットを1月28日から一部店舗とオンラインショップで販売する。

 第1弾モデルは、日本初上陸となるエイサー製のSIMロックフリー端末「Liquid Z200」で販売価格は1万円(税別、以下同)。これに、月額980円で下り最大150MbpsのLTE通信が1日70Mバイト(1カ月約2.1Gバイト)まで利用できるSIMカードを組み合わせる。ただしLiquid Z200は3Gのみをサポートし、LTE通信に非対応のため、通信速度は下り最大21Mbpsにとどまる。

photo 「Liquid Z200」

 SIMは丸紅グループが提供するもので、NTTドコモ回線を利用。音声通話には非対応だが、SMSには対応した。あえてデータ通信専用プランのみとし、SMS付きとしては業界最安域を実現したという。

photo 1日70Mbpsの利用例

 ブックオフはスマOFFの提供で携帯電話のリユース率向上をアップさせたいとしており、同社に携帯電話・スマートフォンを売却したユーザーにはLiquid Z200を無料でプレゼントする。対象は、2007年以降にドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルが販売した端末で動作に問題もの(一部対象外もあり)。

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