「SPAJAM2015」東京B、福岡予選が開催――本戦出場は「シーエスレポーターズ」「魔王討伐隊」

» 2015年06月16日 16時20分 公開

 スマートフォンアプリの競技会「SPAJAM2015」予選第7弾が、6月13日から14日にかけて東京と福岡で開催された。

 今回は東京B会場、福岡会場の合計で24チームが参加し、「食事の席で使える」というテーマのもとアプリ開発を実施。東京B会場の最優秀賞はチーム「シーエスレポーターズ」のアプリ「MOREL」となった。

PhotoPhoto 東京B予選最優秀賞チームの「シーエスレポーターズ」(写真=左)、参加者の集合写真(写真=右)

 本アプリは、飲食店などでトイレ待ちの人が店舗トイレ内のデジタルサイネージ端末に対して切迫度をトイレ内の人に伝え、トイレ内からもアイコンで応答できるというもの。PV・プレゼンテーションのクオリティ、リアルタイム通信を実現した実装力、洗練されたUI、アイディアのユニークさ、実現可能性の高さなどが総合的に高い水準にあると評価された。

 審査員はサイバード ゲーム事業本部 テクニカル ディレクター 塚越直次氏、App Annie Japan Customer Success Senior Manager 鈴木成典氏、富士通 インテグレーションサービス部門 ビジネスマネジメント本部 事業推進統括部 戦略企画室 武田英裕氏、コロプラ 人財部 柳澤康弘氏。また、優秀賞には「よろしくお願いします。feat Higu's Bros」「UDEGE」「Tak'o Bell」の3チームが選ばれた。

 福岡会場の最優秀賞は、チーム「魔王討伐隊」のアプリ「ごちそうQUEST」。食べるメニューによって異なるQRコードを読み込み、キャラクターを召喚してモンスターを倒す冒険に出るというゲームだ。複数のQRコードを読み込んでパーティを組んだり、冒険に出て経験値をためればジョブチェンジしたりすることも可能。チームの実装力、アイデア力の高さと共に、町の活性化や集客ツールとしての可能性などビジネスとしての面も評価された。

PhotoPhoto 福岡予選最優秀賞チームの「魔王討伐隊」(写真=左)、参加者の集合写真(写真=右)

 審査員はペインティング・アーティスト プロフェッショナル・コネクター 勝屋久氏、富士通総研 第一コンサルティング本部 産業・エネルギー事業部 チーフシニアコンサルタント 佐々木哲也氏、アンドロイダー エヴァンジェリスト 佐藤進氏、サイバード 執行役員 鮫島洋幸氏、Mistletoe, Inc. プロデューサー MOVIDA JAPAN Inc. Seed事業責任者 Accelerator 嶋根秀幸氏、App Annie Japan カントリーディレクター 滝澤琢人氏、デジタルハリウッド大学大学院 デジタルコンテンツ研究科 専任教授 三淵啓自氏。優秀賞として「KICKHOST」「バンド名『電波男子』」「Irresponsible」の3チームが表彰されている。

 なお、東京B予選への応募が定員の倍以上となったため、6月20日から21日にかけて東京C予選を急きょ開催。参加者は東京B予選の応募者から選考している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2024年