「SPAJAM2015」の東京A、仙台予選が開催――本戦出場は「デジテニ東京」「BAKAVIRUS」

» 2015年05月11日 19時10分 公開

 スマートフォンアプリの競技会「SPAJAM2015」の予選第1弾が、5月9日から10日にかけて開催された。

 今回実施されたのは東京Aと仙台の2つで、専門学校生、大学生、社会人などからなる合計25チームが参加。母の日にちなみ「母親(父親)に感謝したくなる」というテーマでのアプリ開発が行われた。

 東京A会場で最優秀賞を受賞したのは「デジテニ東京」で、孫の写真を撮影するためのカメラアプリと、地方で離れて暮らす母親・父親世代に向けた日めくりカレンダー形式の写真アルバムアプリ「かってに おやこうこう」「まごめくり」を開発。各世代が使いやすいように工夫された設計が高く評価された。

PhotoPhoto 東京A予選最優秀賞「デジテニ東京」(写真=左)、東京A予選の集合写真(写真=右)

 審査員はサイバード エグゼクティブオフィサーの川口達也氏、アンドロイダー エヴァンジェリストの佐藤進氏、ドワンゴモバイル事業本部長の石井洋平氏、ファンドロイド・イースト・ジャパン 理事長の原亮氏。さらに優秀賞として「がんばりMAX」「毳人達(ケバニアンズ)」「ライナフ」の3チームも表彰されている。

 仙台会場で最優秀賞を受賞したのは「BAKAVIRUS」で、開発したのは音声メッセージをさまざまな人へ届ける「hoo」。「感情を表現しやすい文化を作る」というコンセプトの伝え方や発想力、手入力をほとんど使用しないUI、位置情報などの機能と連携した実装力が評価された。

PhotoPhoto 仙台予選最優秀賞「BAKAVIRUS」(写真=左)、仙台予選の集合写真(写真=右)

 審査員はMAKOTO パートナーの市川大樹氏、サイバード ゲーム事業本部 プロデュース統括部 エグゼクティブプロデューサー/シニアエンジニアの島村友造氏、モバイル・コンテンツ・フォーラム 専務理事の岸原孝昌氏。優秀賞に選ばれたのは「会津大学フォークダンス部」「PMB Creators」「秘密組織トリトリ団」の3チームとなっている。

 最優秀賞のほか、各予選の優秀賞チームから選出された3チームが本戦に出場する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2025年12月06日 更新
  1. 飲食店でのスマホ注文に物議、LINEの連携必須に批判も 「客のリソースにただ乗りしないでほしい」 (2025年12月04日)
  2. NHK受信料の“督促強化”に不満や疑問の声 「訪問時のマナーは担当者に指導」と広報 (2025年12月05日)
  3. 「スマホ新法」施行前にKDDIが“重要案内” 「Webブラウザ」と「検索」選択の具体手順を公開 (2025年12月04日)
  4. 三つ折りスマホ「Galaxy Z TriFold」の実機を触ってみた 開けば10型タブレット、価格は約38万円 (2025年12月04日)
  5. 「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」は何が違う? 使い分けのポイントを解説 (2025年12月03日)
  6. 楽天ペイと楽天ポイントのキャンペーンまとめ【12月3日最新版】 1万〜3万ポイント還元のお得な施策あり (2025年12月03日)
  7. 楽天の2年間データ使い放題「バラマキ端末」を入手――楽天モバイル、年内1000万契約達成は確実か (2025年11月30日)
  8. ドコモが「dアカウント」のパスワードレス認証を「パスキー」に統一 2026年5月めどに (2025年12月05日)
  9. NHK ONE、簡単には「閉じられないメッセージ」表示へ 目的は“NHK受信料”の徴収 なぜ強引な仕様に? (2025年11月12日)
  10. 鉛筆デザインのiPad用スタイラスペン「Nelna Pencil」発売 物理ボタンに9機能を設定可能 (2025年12月03日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー