スマホの不満、トップ3は「バッテリー」「防水機能」「頑丈さ」――MMDが調査

» 2015年11月02日 17時14分 公開

 MMD研究所は、10月29日に「スマートフォンの満足度と不満度に関する調査」の結果を発表した。対象は、スマートフォンを所有する15〜59歳の男女2203人。

 この調査によると、スマホにして満足しているのは「画質のきれいさ」「画面のサイズ感」「デザイン性」で、不満なのは「バッテリー」「防水機能」「頑丈さ」となった。

 今後のスマートフォンに求める要素について聞くと「とにかく長持ちするバッテリー」「持ちやすいサイズ感」「防水・堅牢さを備えたパワフル端末」となり、バッテリー切れに対し恐怖感を持つ人は61.6%と半数を超えた。バッテリーに不安を感じる残量は「21〜30%」が最も多く、どのくらいバッテリーの持ちに期待するかという質問では「2日程度」が最多で38.5%だった。

 故障経験については31.6%が「故障したことがある」と回答し、経験したことがあるトラブルは「落下」「動作不良」「水のトラブル」が上位を占める。トラブルが起きた場所は「道路」が最も多く、次いで「リビング・ダイニング」となった。

リリース本文

 以下、リリースの本文です。

スマートフォンの満足度と不満度に関する調査

スマートフォン端末の不満度上位は「バッテリー」「防水機能」「頑丈さ」

15〜59歳のスマートフォンを所有する男女(N=2,203)を対象に、現在所有しているスマートフォン端末の満足度を項目別で聞いたところ、「満足」と「やや満足」を合算し最も満足度の高い項目は、72.2%で「画質のきれいさ」、次いで70.7%で「画面のサイズ感」、70.3%で「デザイン性」と続いた。

一方、「不満」と「やや不満」を合算し不満度の高い項目は、29.1%で「バッテリーの持ち」、22.5%で「防水機能」、11.0%で「頑丈さ」という結果となった。

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今後のスマートフォン端末に求める点は「とにかく長持ちするバッテリー」「持ちやすいサイズ感」「防水・堅牢さを備えたパワフル端末」

15〜59歳のスマートフォンを所有する男女(N=2,203)を対象に、今後のスマートフォン端末に求める要素について複数回答形式(3つまで)で聞いたところ「とにかく長持ちするバッテリー」が73.4%で最も多く、次いで「持ちやすいサイズ感」で39.9%、「防水・堅牢さを備えたパワフル端末」が38.1%と続いた。

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スマートフォンのバッテリー切れに恐怖感を持つ人は6割を超える

15〜59歳のスマートフォンを所有する男女(N=2,203)を対象に、外出時にスマートフォンのバッテリーが切れることについての恐怖感を聞いたところ、「とても恐怖感を持つ」と回答した人が19.1%、「少し恐怖感を持つ」が42.5%と合わせて61.6%の人がスマートフォンのバッテリー切れに恐怖感を持っていることがわかった。

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スマートフォンのバッテリー、「21〜30%」になったときに最も不安になる人が多く、「バッテリー残量を気にしない」はわずか3.8%

15〜59歳のスマートフォンを所有する男女(N=2,203)を対象に、スマートフォンのバッテリーが何%になったとき不安を感じるかに関して聞いたところ、「21〜30%」になったときに最も不安になる人が多く、24.2%となった。「バッテリー残量を気にしない」と答えた人はわずか3.8%だった。

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スマートフォンのバッテリー「2日程度」の持ちを期待するが最も多く38.5%、「5日以上」の持ちを期待するも1割強

15〜59歳のスマートフォンを所有する男女(N=2,203)を対象に、スマートフォンにどのくらいのバッテリーの持ちを期待するかを聞いたところ、「2日程度」の持ちを期待すると回答した人が最も多く38.5%、「5日以上持ってほしい」と回答した人も11.3%という結果となった。

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スマートフォン故障経験者は3人に1人

15〜59歳のスマートフォンを所有する男女(N=2,203)を対象に、スマートフォンの故障経験について聞いたところ、31.6%が「故障したことがある」と回答し、3人に1人の割合で故障経験があることがわかった。

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スマートフォントラブル上位は「落下」「動作不良」「水のトラブル」

15〜59歳のスマートフォンを所有する男女(N=2,203)を対象に、経験したことがあるスマートフォントラブルを複数回答形式で聞いたところ、「落下」が38.3%で最も多く、次いで「動作不良」が28.0%、「水のトラブル」が19.8%と続いた。

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スマートフォントラブル、最もトラブルが起きる場所は「道路」

スマートフォントラブルを経験したことがある人(N=1,473)に、どのような場所でトラブルが起きたかに関して複数回答形式で聞くと最も多い場所は「道路」で24.6%、次いで「リビング・ダイニング」で22.5%であった。

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