Pebble、進化型iPod Shuffleのような「Core」とスマートウォッチの新モデル2機種発表

» 2016年05月25日 12時16分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Pebble Technologyは5月24日(現地時間)、新しい2種類のスマートウォッチと、3G回線に接続できるスタンドアロンの音楽ストリーミングガジェット「Core」のプロジェクトを米Kickstarterで立ち上げた。

 プロジェクト立ち上げ後、数時間で目標調達金額の100万ドルを超え、本稿執筆現在、約520万ドルを集めている。

 pebble 1

 スマートウォッチは、「Pebble」の後継モデルの「Pebble 2」、「Pebble Time」の後継モデルの「Time 2」。初代は後継モデル発売段階でディスコンになる見込みだ(「Pebble Round」は継続する)。

 pebble 2 Pebble 2(左)とTime 2

Pebble 2の主な特徴

  • 現モデルより薄くなり、カラーバリエーションが増加
  • ディスプレイは現行モデルと同じ1.26型のE Ink
  • 心拍計の追加
  • バッテリー持続時間は現行モデルと同じ約1週間
  • 価格はKickstarter出資者は99ドル、一般販売は129ドル
  • 出荷時期は9月の予定
 pebble 2のカラーバリエーション

Time 2の主な特徴

  • ディスプレイサイズの拡大
  • 心拍計の追加
  • バッテリー持続時間は現行モデルと同じ約10日間
  • 価格はKickstarter出資者は169ドル、一般販売は199ドル
  • 出荷時期は11月の予定
 Time 2

Pebble Coreは3G/Wi-Fi/Bluetooth接続可能な「iPod Shuffle」のようなガジェット

 「Pebble Core」は、シャツにクリップでとめたり、キーホルダーに追加したりして使えるガジェット。米Appleの小型音楽プレーヤー「iPod Shuffle」の様に音楽を再生でき(ストレージは4GB)、さらに3G回線に接続して米Spotifyのストリーミングを楽しめる。micro-SIMカードスロットを備え、ユーザーは自分のSIMを使える。

 ヘッドフォンジャックもあるが、Bluetoothも内蔵するので無線ヘッドフォンでも使える。

 また、単体でGPSデータを記録でき、RunkeeperやGoogle Fit、Under Armour Recordにデータを同期できる。

 CoreはAndroidベースで、2つのボタンに機能を追加するための「Core SDK」もリリースする。例えばボタンを押してUberの配車を依頼する機能などを追加できる。

 pebble 5 Pebble Core

 Coreの価格は69ドルで、出荷予定は2017年1月。


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