NTTドコモは8月25日、サムスン電子製のAndroidスマートフォン「GALAXY S5 SC-04F」「GALAXY S5 ACTIVE SC-02G」「GALAXY Note Edge SC-01G」に対するOSバージョンアップを開始した。バージョンアップ後のOSはAndroid 6.0で、ビルド番号はSC-04Fが「MMB29M.SC04FOMU1XPH3」、SC-02Gが「MMB29M.SC02GOMU2CPH3」、SC-01Gが「MMB29M.SC01GOMU1CPH3」となる。
対象の3機種にOSバージョンアップを適用すると、表示中の画面に関連する情報をすぐに検索できる「Now on Tap」機能、より深い端末スリープが可能になる「Dozeモード」、利用頻度の低いアプリの電力消費を制限する「App Standby」、利用する機能の権限をアプリ実行中に決められる仕様変更など、Android 6.0で追加・変更された機能を利用できる。また、主に以下の項目において機能改善・仕様変更が行われる。
OSバージョンアップは無線LAN(Wi-Fi)かドコモのXi(LTE)/FOMA(3G)回線でインターネットに接続した本体から行う方法と、Windows PC/Mac(以下、まとめて「PC」)と本体をつないで行う方法がある。いずれの方法でも本体内のデータは保持されるが、念のためにデータのバックアップをしておくことをお勧めする。
本体のXi/FOMA回線でバージョンアップ用データをダウンロードする場合、「spモード」の契約が必要となる。データ容量が大きいため、ブロードバンドインターネットに接続した無線LAN(Wi-Fi)ルーターや「docomo Wi-Fi」などの公衆Wi-Fiサービスを経由してダウンロードすることを推奨する。所要時間はSC-04FとSC-02Gが約18分、SC-01Gが約23分だが、インストールしてあるアプリや設定によって前後することがある。
PCと本体を接続してバージョンアップを行う場合、サムスン電子純正のソフトウェア「Smart Switch PC」をPCにインストールする。バージョンアップ時には、PCをインターネットに接続しておく必要がある。所要時間はSC-04FとSC-02Gが約30分、SC-01Gが約39分だが、インストールしてあるアプリや設定によって前後することがある。
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