ソニーネットワーク、新MVNOサービス「nuroモバイル」を開始 700円/2GBから

» 2016年09月30日 13時26分 公開
[田中聡ITmedia]

 ソニーネットワークコミュニケーションズが、新たなMVNOサービス「nuroモバイル」を10月1日に開始する。

nuroモバイル

 料金プラン(データSIM)は月額700円/2GBから月額2300円/10GBまで、1GBごとに200円がプラスされる。SMSの利用には150円、音声通話の利用には700円が加算される。余った通信量の翌月繰り越しや、月1回までのプラン変更(無料)にも対応している。同社は「シンプルで分かりやすく、無駄なく使える」プランを目指したという。

 月額料金は各容量でまずまずの安さを実現。例えば2GBプラン(データ、以下同)はDMM mobileの770円に対して700円、7GBプランはDMM mobileの1860円に対して1700円で、nuroモバイルの方が安い。3GBプランはIIJmioやBIGLOBE SIMなど多くのサービスで採用されている900円とした。2300円/10GBはOCN モバイル ONEの10GBプランと同額。

 一方、4GBプランはイオンモバイルの980円に対して1100円、5GBプランはDTI SIMの1220円に対して1300円、6GBプランはイオンモバイルの1480円に対して1500円、10GBプランはDMM mobileの2190円に対して2300円で、nuroモバイルの方がやや高い。

nuroモバイル

 MNPにも対応しており、任意のタイミングでMNPを“予約”できる。即時のMNP手続きはできず、数時間ほどのタイムラグが発生する。

 月間の通信量を超えると、通信速度は200kbpsに制限されるが、500円/100MB、2100円/500MB、3800円/1GBのチャージが可能。事務手数料として3000円がかかる。音声SIMについては1年以内に解約をすると、最大1万2000円の解約料がかかるが、1カ月たつごとに1000円すつ減額される。

nuroモバイル

 nuroモバイルは公式サイト、Amazon.co.jp、ソニーストアで販売する。リアル店舗ではヨドバシカメラでデータ/SMS対応SIMを販売し、音声SIMは順次販売する。その他の家電量販店でも順次販売していく。

 端末のセット販売も予定しており、詳細は10月1日に公式サイトで案内される。

 nuroモバイル開始に伴い、「So-net モバイル LTE」と「PLAY SIM」の新規受付を9月30日に終了する(PLAY SIMの終了時期は店舗によって異なる)。同社のドコモ系MVNOサービスラインアップは「nuroモバイル」「0 SIM」「MILEAGE SIM」「Prepaid LTE SIM」の4つとなる。

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