「V20 PRO L-01J」がドコモから登場 動画・写真・音にこだわったスマホグローバルモデルよりコンパクト

» 2016年10月19日 11時15分 公開
[井上翔ITmedia]

 NTTドコモは10月19日、LGエレクトロニクス製Androidスマートフォン「V20 PRO L-01J」を発表した。発売は2017年2月を予定している。

iV20 PRO L-01J 「V20 PRO L-01J」。カラーはTitanのみ

 プロセッサはQualcomm製の「Snapdragon 820」(CPU部は2.1GHz 2コア+1.5GHz 2コア構成)を搭載し、メインメモリは4GB、内蔵ストレージは32GBを備える。外部ストレージはmicroSDXC(最大256GB)に対応する。バッテリー容量は2900mAh(ユーザーによる交換は不可)となる。外部接続端子はUSB Type-C(ケーブルやACアダプターは別売)となっている。背面の電源キーには指紋センサーも搭載した。OSはAndroid 7.0をプリインストールする。

 ディスプレイは5.2型WQHD(1440×2560ピクセル)のIPS液晶のほか、その右上に「セカンドスクリーン」を搭載している。セカンドスクリーンには通知や簡易ツールなどを表示可能だ。

 アウトカメラは、1600万画素と800万画素の「デュアルカメラ」構成となっている。1600万画素のセンサーには薄暗い場所でも明るい写真が撮影できるF1.8のレンズを組み合わせている。また、薄暗い中でもピント合わせができるレーザーオートフォーカスも合わせて採用している。一方、800万画素のセンサーには風景や集合写真の撮影時に便利な135度の広角レンズを組み合わせている。動画撮影時には、高精度な電子手ブレ補正の利用やリニアPCM(48kHz/24bit)形式の音声収録が可能だ。インカメラは500万画素センサーに120度の広角レンズを搭載している。

 サウンド面では、デンマークの音響機器メーカー「バング&オルフセン(B&O)」によるチューニングが施されている。音声出力に必要なDAC(Digital/Analog Converter)にはESS Technology製の32bitクアッドDACを採用し、音声再生時に発生するノイズを従来比で50%低減している。

 モバイル通信では、ドコモのLTE-Advancedサービス「PREMIUM 4G」に対応する。2GHz・1.7GHz・800MHzの3波キャリアアグリゲーション(CA)が利用できるエリアでは、下り最大500Mbps、上り最大50Mbps(ともに理論値)で通信できる。VoLTEは、より高音質な「HD+」に対応する。無線LAN(Wi-Fi)は、IEEE 802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯/5GHz帯)に対応する。

 V20 PROは、LGエレクトロニクスのグローバルモデル「LG V20」をカスタマイズしたドコモオリジナルモデルという位置付けだ。ディスプレイサイズの変更(5.7型→5.2型)の他、防水・防塵(じん)ボディーの採用、おサイフケータイの搭載、フルセグ/ワンセグ受信機能の追加を実施している。

iV20 PRO L-01J
iV20 PRO L-01J
iV20 PRO L-01J
「V20 PRO L-01J」の主な仕様
機種名 V20 PRO L-01J
メーカー LGエレクトロニクス
OS Android 7.0
プロセッサ Qualcomm Snapdragon 820(MSM8996)/2.1GHz 2コア+1.5GHz 2コア
メインメモリ 4GB
内蔵ストレージ 32GB
外部ストレージ microSDXC(最大256GB)
ディスプレイ 約5.2型 WQHD IPS液晶
解像度 1440×2560ピクセル
連続通話時間 未定
連続待受時間 未定
バッテリー容量 2900mAh(ユーザーによる交換不可)
アウトカメラ 有約約1620万画素CMOS+約820万画素CMOS
インカメラ 有効約510万画素CMOS
ボディーカラー Titan
サイズ 約72(幅)×149(高さ)×7.9(奥行き)mm
重量 約140g台

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