逆光ポートレートを美しく――便利な写真編集アプリ「Snapseed」を使ってみよう(その2)荻窪圭のiPhoneカメラ講座(2/2 ページ)

» 2017年02月28日 20時00分 公開
[荻窪圭ITmedia]
前のページへ 1|2       

顔が大きめに写ったら「変形」ツールで調整

 さて、この写真、都会を見下ろす感じにしたかったので、ちょっと上から撮っている。iPhoneのような広角系のレンズだと遠近感が強く出るので、上から撮ると顔が大きく見えちゃう。しかも、レンズの端になるほど遠近が極端に出るので、頭も大きく写っちゃうのである。

 それを修正しちゃえ、っていうことで「変形」ツールの出番だ。このツールを使うと垂直・水平方向のパース(遠近感)を修正する機能なのだ。

変形ツール 実は有用な変形ツール

 とりあえず、垂直方向の視点をいじる前と後の2枚を並べてみますのでどうぞ。

垂直方向をいじる前後 左が垂直方向をいじる前、右がいじった後

 顔と身体のバランスが全然違うでしょう。やり過ぎると不自然になるけれど、結構使えるツールなのです。

 もっとも、普通は「建物を正面から撮りたいのに、ちょっと角度がついちゃったから補正する」とか、そういうときに使うものだけれど。

 今回は垂直方向だけいじったが、先述の通り水平方向の調整もできる。また、画像の回転もできる。

 この機能は便利なので上手に使いたい。

変形ツールでは3種類用意 変形ツールでは3種類用意されている

やっぱり最後は「切り抜き」

 最後に、ちょっと左下に写ってる柱が邪魔だよね。彼女の立ち位置も中途半端だし(ええ、撮った私が悪いんです……)。

 ということで「切り抜き」ツールで切り抜いちゃえ!

切り抜きツールを使う 切り抜きツールで縦横比を維持したままちょっと切り抜いて構図を調整

 そして、完成したのがこちら。冒頭の写真と見比べてもらうと、違いがよくわかると思う。

完成! 完成した写真。最初とは見栄えが全然違う

おまけ:編集履歴をたどれる「ヒストリー」機能は必見!

 さて、Snapseedで知っておくと良い機能がもう1つある。それは「ヒストリー」機能だ。基本編集画面の右上、保存の隣にあるアイコンがそれである。

ヒストリーアイコン 赤丸で囲ったアイコンが「ヒストリー」

 名前から何となく察することができると思うが、このアイコンは写真(画像)に対する編集履歴を見られるものだ。編集内容を1つずつ元に戻したり、オリジナル(編集前)に戻したりするだけではなく、「編集を表示」っていうものもある。これが超便利なのだ。

編集を表示 「編集を表示」を使いこなせばこわくない

 こいつをタップすると、今まで加えてきた編集内容が一覧表示される。ここからやり直した作業を選択すれば、編集の順序に関係なくやり直せるのだ。

リストからやり直したい作業を選択

 このリストからやり直したい作業だけをやり直せる。これは超便利。この原稿の種明かしをちょっとすると、実はいったん普段通りにあれこれ作業して仕上げた後に、この機能で作業をさかのぼってスクリーンショットを収めている。

 Snapseedは、使いこなすほど味が出てくるアプリなのだ。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月13日 更新
  1. 庵野秀明、GACKT、ひろゆき、ドワンゴ川上らが集結 “カメラのいらないテレビ電話”をうたう新サービス「POPOPO」18日に発表へ (2026年03月11日)
  2. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  3. どこでもウユニ塩湖? 3COINSで550円の「スマホ用反射ミラークリップ」を試す (2026年03月12日)
  4. 「Galaxy S26」シリーズはどこが安い? 一括価格と2年間の実質負担額を比較、お得なキャリアはココだ (2026年03月11日)
  5. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  6. 100W出力で急速充電対応「UGREEN USB Type-Cケーブル」が43%オフの743円に (2026年03月12日)
  7. Xiaomiからも“デカバ”モデルが登場! 1万mAhバッテリー時代が到来 (2026年03月12日)
  8. ドコモ「ガラケー取扱説明書の掲載を終了します」 3G終了に伴い、事前保存を呼びかけ (2026年03月11日)
  9. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  10. サムスンに聞く「Galaxy S26」シリーズ開発秘話 AI機能はさらに賢く、商用化まで5年を要した「プライバシーディスプレイ」 (2026年03月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年