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» 2008年10月15日 04時30分 UPDATE

GPUは内蔵/外付け切り替え可能:アップル、新アルミボディにMini DisplayPort搭載の「MacBook Pro」

アルミ削り出しの新ボディを採用したMacBook Proが発売された。GPU切り替え機能やMini DisplayPort、ボタンのないガラス製トラックパッドを備えている。

[ITmedia]
tm_0810mbp01.jpg 「MacBook Pro」

 アップルは10月15日、「MacBook Pro」の新モデルを発売した。新デザインのボディを採用し、内部のアーキテクチャを刷新している。製品ラインアップは15.4型ワイド液晶ディスプレイを搭載した2モデルの構成だ。直販サイトApple Storeでの出荷時期は、いずれも3〜5営業日となっている。

 ボディは1枚のアルミ板から削り出した「ユニボディ」を新たに採用。パームレストからキーボード面まで継ぎ目がないデザインに仕上げ、質感と耐久性を向上したとしている。液晶はLEDバックライトを採用し、表面をiMacのようにガラスで継ぎ目なく覆った黒縁デザインのクリアワイドスクリーンディスプレイ(光沢)となった。画面サイズは15.4型ワイド、解像度は1440×900ドットだ。ラッチレス構造を用いており、液晶ディスプレイを閉じると磁石で吸着する。

 トラックパッドは摩擦に強いガラス製で、ボタンをなくすことによりパッドのサイズを39%大型化した。クリックの動作はパッド自体を押すことで行う。マルチタップ機能は強化され、3本指でスワイプしてフォトライブラリを表示したり、4本指でスワイプしてデスクトップや開いている全ウインドウの表示、アプリケーションの切り替えが可能だ。右クリックエリアを設定し、ショートカットメニューにアクセスすることもできる。

 キーボードはMacBookのような格子状に区切られたデザインを採用。キートップのカラーはシルバーからブラックに変更された。キーボードのバックライト機能は継承されている。

tm_0810mbp02.jpg ボタンがない新型トラックパッドを採用

 基本スペックについては、システムバスが800MHzから1066MHzに、メモリがDDR2 SDRAMからDDR3 SDRAMに進化した。グラフィックス機能も外付けGPUのGeForce 8600M GT(もしくはGeForce 8600M)から変更され、チップセット内蔵のGeForce 9400Mと外付けGPUのGeForce 9600M GTを搭載している。両方のグラフィックス機能は切り替えることができ、バッテリー駆動時間を優先する場合はGeForce 9400M、パフォーマンスを優先する場合はGeForce 9600M GTと使い分けることが可能だ。ワイヤレス接続環境下でのバッテリー(リチウムポリマー型)駆動時間はGeForce 9400M利用時で最長約5時間、GeForce 9600M GT利用時で最長約4時間をうたう。

 上位モデル(MB471J/A)は、CPUに2.53GHzのCore 2 Duo(2次キャッシュ6Mバイト)、メモリに4GバイトDDR3-1066(PC3-8500) DDR3 SDRAM、メインのデータストレージに320Gバイト(5400rpm)のHDD、光学ドライブにスロットローディング式の8倍速SuperDriveを採用。GPUはチップセット内蔵のGeForce 9400MとGeForce 9600M GT(512MバイトGDDR3)の切り替え式だ。価格は28万8800円で、従来機より1万1000円低価格になった。

 下位モデル(MB470J/A)は、CPUに2.4GHzのCore 2 Duo(2次キャッシュ3Mバイト)、メモリに2GバイトDDR3-1066(PC3-8500) DDR3 SDRAM、メインのデータストレージに250Gバイト(5400rpm)のHDD、光学ドライブにスロットローディング式の8倍速SuperDriveを採用。GPUはチップセット内蔵のGeForce 9400MとGeForce 9600M GT(256MバイトGDDR3)の切り替え式で、上位モデルとはCPUの動作クロック、メモリ容量、HDD容量、グラフィックスメモリ容量で差が付けられている。価格は22万8800円で、従来機より2万1000円低価格になった。

tm_0810mbp03.jpg 液晶の固定はラッチレス構造になった

 いずれもインタフェースは共通化されており、本体の左側面にMagSafe対応のACアダプタ接続端子、1000BASE-Tの有線LAN、2基のUSB 2.0、Mini DisplayPort出力、音声入力/出力(光デジタル対応)、ExpressCard/34、バッテリーインジケータランプが並ぶ。従来機と比較して、FireWire 400ポートがなくなり、DVI出力がMini DisplayPort出力された。Mini DisplayPort出力はDisplayPortの端子を小型化したもので、同時発表された「Apple LED Cinema Display」との接続に対応するほか、DVI、デュアルリンクDVI、アナログRGBへの変換アダプタがオプションで用意される。

 そのほか、AirMac Extreme Wi-Fi(IEEE802.11nドラフト準拠)とBluetooth 2.1+EDRのワイヤレス通信機能、iSightカメラ、マイク、ステレオスピーカーを標準装備。BTOオプションには、2.8GHzのCore 2 Duo、320Gバイト(7200rpm)のHDD、128GバイトのSSD、バックライト付きのUSキーボードなどが用意されている。

 本体サイズは364(幅)×249(奥行き)×24.1(高さ)ミリ、重量は約2.49キロ。本体サイズが357(幅)×243(奥行き)×25.9(高さ)ミリ、重量が約2.45キロだった従来機と比べて、重量は少し重くなったが、薄型化を果たした。ソフトウェアはMac OS X v10.5 Leopard、iLife'08がプリインストールされている。

 なお、17型ワイド液晶ディスプレイ搭載のMacBook Proは、ボディをそのままにマイナーチェンジした。1920×1200表示のLEDバックライトディスプレイと、320Gバイト(5400rpm)のHDDを標準搭載し、オプションで128GバイトのSSDなどを選択できる。価格は31万8800円で、従来機より1万1000円低価格になった。

 アップルは同日、MacBookもモデルチェンジしている。

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