22万円引き…だと…? 特価品であふれるお盆のアキバ古田雄介のアキバPickUp!(3/4 ページ)

» 2009年08月13日 11時50分 公開
[古田雄介&ITmedia アキバ取材班,ITmedia]

Pentium Dual-Coreの最上位モデルが新パッケージで登場!――意外と多いお盆の新製品

インテル「Pentium Dual-Core E6500」

 先週の新製品ラッシュの流れが続き、お盆直前でも新しいパーツがいくつか登場している。なかでも目立っていたのは、インテルのデュアルコアCPU「Pentium Dual-Core E6500」。価格は1万円弱で、在庫は潤沢だ。

 Pentium Dual-Core E6500は、LGA775に対応し、2.95GHzで動作する。L2キャッシュは2Mバイトで、同ブランドでは従来からある最上位モデル「E6300」の上に位置する製品となる。BLESS秋葉原本店は「1万円以下で3GHz近いクロック数があるということで、低価格かつそこそこの性能を求める人に支持されそうですね。特に3Dゲームなどをやらないなら、十分なパフォーマンスが得られると思います」と語った。

 そのPentium Dual-Core E6500を含め、LGA775対応CPUが搭載できるmini-ITXマザーも登場した。Manliの「ML-N-GF9300-D-E」で、価格は1万6000円弱だ。ML-N-GF9300-D-Eは、GeForce 9300チップセットを搭載し、PCI Express x16スロットを1基備えるのが特徴。クレバリー1号店は「TDP95ワットまでのCPUが載せられるようです。チップセットのグラフィックス性能は最低限ですが、PCI Express x16スロットにグラフィックスカードが挿せるので、性能と機能の自由度は高いですよ」と話していた。

 マザーボードでは、ASUSTeKからも3モデル登場している。インテル系ではIntel G41 Expressを採用したmicro ATXマザー「P5QPL-AM」が入荷された。7000円弱の低価格なマザーボードで、アナログRGB出力を搭載している。ツートップ秋葉原本店は「安くインテル系マシンを組むなら、というマザーですね。ASUSTeK製ということもあり、安くても信頼性は十分という強みがあります」という。

 残り2モデルは、先週各社からデビューしたばかりのAMD 785G搭載マザーだ。Socket AM3とDDR3に対応した「M4A785TD-M EVO」と、Socket AM2とDDR2対応の「M4A785D-M PRO」で、ともにmicro ATXサイズとなる。価格はM4A785TD-M EVOが1万2000円前後で、M4A785D-M PROが1万円弱。

 パソコンショップ・アークは「AMD 785Gマザーが一気に出回ったこともあって、各モデルの人気は落ち着いていますね。ただ、これから新規にAMD系マシンを組む人なら、ASUSTeK製マザーはかなりの有力候補になると思います。比較的注目度が高いSocket AM3とDDR3対応モデルもあるので、長い目でみれば売れるのでは」と評価していた。

Manli「ML-N-GF9300-D-E」(写真=左)。ASUSTeK「P5QPL-AM」(写真=中央)。手前がASUSTeKの「M4A785TD-M EVO」、奥が「M4A785D-M PRO」(写真=右)

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