「価格が落ち着いてくれば、ね」――GeForce GTX 660 Tiの反響古田雄介のアキバPickUp!(1/4 ページ)

» 2012年08月20日 13時10分 公開
[古田雄介(ぜせ)&ITmediaアキバ取材班,ITmedia]
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「3Gメモリや独自クーラーのモデルが比較的売れています」――GeForce GTX 660 Tiカードの状況

ツートップ秋葉原本店に並んだ「GeForce GTX 660 Ti」搭載グラフィックスカード

 8月16日22時に実施された3店舗の深夜販売イベントでデビューした「GeForce GTX 660 Ti」搭載グラフィックスカード。先週末には各ショップに複数メーカーの製品が大量に入荷しており、オリジナルクーラーを採用したモデルやオーバークロックモデル、メモリ増量モデルなどのバリエーションも豊富にそろう状況となった。価格は2万8000円前後から3万円台後半となる。

 GeForce GTX 660 Tiは、上位のGTX 680/670と同じコアを採用したミドルレンジ上位のGPUで、ラインアップとしてはGTX 560 Tiの後継といえる位置付けだ。これまでに登場しているKepler世代のGPUと同じく、性能については多くのショップが太鼓判を押している。ツートップ秋葉原本店は「GeFrce GTX 580に匹敵するパフォーマンスが出るということで、ミドルレンジにしてはかなり優秀なカードだと思います」と話していた。

 ただし、売れ行きについてはまだヒットと呼べる段階にないという声が多い。パソコンショップ・アークは「GTX 560 Tiの後継と考えると、3万円前後という価格はどうしても割高に感じてしまいます。ミドルレンジでこの価格設定ということにとまどっているお客さんは多いので、価格が落ち着いてくるまでは、様子見的な空気が流れるのは仕方ないかなとみています」と話していた。

 価格設定をネックに感じるというコメントは複数のショップで聞かれる。別のショップは「GTX 680はハイエンドなのに標準タイプは6万円以下ということで、割安感も生まれて大ヒットしました。しかし、上がつまったことで、GTX 670や今回のGTX 660 Tiみたいな中間層の価格取りが微妙になってしまった感はありますね。GTX 660 Tiも全体で5000円くらい値段が下がれば普通に売れると思いますが、まあ、それまでは緩やかな売れ方だと思わないといけないでしょう」と割り切る。

 それでも、3GバイトのGDDR5メモリを搭載したInnoVISIONの「C660-3SDN-L5GSX」(3万5000円弱)やGALAXYの「GF PGTX660TI-OC/3GD5」(3万4000円弱)、MSIオリジナルの「Twin Frozr IV」クーラーを搭載した「N660GTX-Ti Twin Frozr IV PE OC」(3万3000円弱)など、独自色の強いモデルが比較的好調に売れているという声もいくつかのショップで耳にした。

パソコンショップ・アークの新世代GeForce特設コーナー(写真=左)。ZOTAC「GTX660 Ti 2048M 192BIT DDR5」(写真=中央)。左がGALAXYの標準モデル、右が3Gバイトメモリモデル(写真=右)

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