Aspire S7-391の想定実売価格は14万円前後。昨今、海外メーカーを中心に、安価なUltrabookも多数登場していることを考えれば、Ultrabookの中でも価格は高い方に位置づけられる。
しかし、フルHD対応ディスプレイ、第3世代Core i7、RAID 0構成のSSDといった仕様を考えれば納得できる範ちゅうだ。そして何よりも薄さにこだわったボディは、持ちやすさ、バッグへの入れやすさといった使い勝手の面でさまざまなメリットがあり、ユーザーの所有欲も満たしてくれるだろう。
また、発売時期は未定(2012年内に発売予定としている)だが、11.6型モデルの「Aspire S7-191」もある。Aspire S7-391よりもボディが一回り小さく、インタフェース、スペックはほぼ共通する。想定実売価格は13万円前後と、Aspire S7-391よりも1万円ほど安い。重量も約1.04キロ(カタログ値)とさらに軽くなるので、薄さだけではなく、軽さを求めるならば、こちらのモデルもアリだ。
昨今はWindows 8に合わせたコンバーチブル型のUltrabookも多数出ているが、Aspire S7-391はクラムシェル型の形を保ったままタッチに対応した、多くのユーザーがなじみやすいスタンダードなデザインの製品だ。Windows 8のUIをタッチで楽しめる薄型軽量モバイルノートPCが欲しい、と考えるならば真っ先にチェックしておくべきモデルだろう。
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