Build 2015基調講演で示した「Windows 10でなくなるスマートフォンとデスクトップPCの境界」HoloLensの利用場面も幅広く紹介

» 2015年04月30日 06時00分 公開
[長浜和也ITmedia]

ディスプレイサイズと解像度の違いを超えて同じ使い勝手を提供する

Build 2015の基調講演でWindows 10について説明したジョー・ベルフィオーレ氏

 Microsoftが米カリフォルニア州サンフランシスコで4月29日(現地時間)に行った開発者会議「Build 2015」の第1日目基調講演では、実機を使ったデモも数多く行われたが、その中では、Windows 10で導入する「Adaptive UX」に対応したユニバーサルアプリケーションで、ディスプレイサイズと解像度が異なるデバイスにあわせてアプリケーションのユーザーインタフェースを最適化できることや、外付けのディスプレイとキーボード、マウスと接続すると、デスクトップPCと同様の操作性が実現することを訴求している。

 さらに、8型ディスプレイを搭載するタブレットを使ったデモでは、Windowsストアアプリケーションの選択画面やディスプレイの左脇からメニューを表示して電源アイコンや設定アイコン、使う機会の多いアプリのアイコンなどを表示して選択できるようにするなど、操作性を改善したことも紹介した。

8型ディスプレイ搭載タブレットでは、Windowsストアアプリを画面のスクロールで探しやすくなったほか、画面に左にメニューを表示して、そこから電源操作にアクセスできるようになる

「Adaptive UX」に対応するWindows 10を導入したスマートフォンを大画面ディスプレイに接続すると、ディスプレイの解像度にあわせてアプリケーションの表示を自動で最適化してくれる

ベルフィオーレ氏は、手にしたスマートフォンをHDMIでディスプレイと接続し、Bluetoothでキーボードとマウスを連携すれば、デスクトップPCのように使うことができると「ユニバーサルアプリ」対応の利便性をアピールする

 Microsoftが1月に存在を明らかにしたヘッドマウントディスプレイ「Microsoft HoloLens」の利用場面を紹介するデモも行い、リビングを想定したセットにユーザーが見ている視界にCGで各種情報を表示したりメディアプレイヤーで映画を再生したりする状況や、ジェスチャーで操作して実物大で表示する人体図鑑、自立走行ドローンにCGのロボットを重ね合わせて、コンパニオンロボットとして利用できることなど、生活の中において使う場面をより具体的に示した。

Microsoft HoloLensのデモでは、1月のイベントで行ったデモと比べて、より実利用に近いシーンを紹介した。リビングには天気を示す球体がサイドテーブルに載り、壁にはスライドショーとメディアプレイヤーを並べ、人体図鑑を実物大で表示してジェスチャーで操作する

シンプルな機構の自立走行型ドローンも、Microsoft HoloLensでCGを重ねれば音声入出力に対応する高機能なコンパニオンロボットとして利用できるようになる

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