スタート前に知っておきたい!「Apple Music」まとめ週末アップルPickUp!(2/2 ページ)

» 2015年06月28日 06時00分 公開
[らいらITmedia]
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Q2、「iTunes Match」との違いは?

 Apple Musicの利用を始めると、自分のライブラリ全体がiCloudにアップロードされ、同一のApple IDをひも付けたデバイスから直接聴けるようになります。つまりApple Musicでは音楽が聴き放題となるだけでなく、これまでローカルに取り込んできた楽曲もアップロードされ、ライブラリ全体がクラウド化されるようです。

 同じくiTunesライブラリをクラウド管理する「iTunes Match」の機能が統合された印象ですが、アップルによると「Apple MusicとiTunes Matchはそれぞれが独立したものですが、補完的な関係にあります」とのこと。なるほど、分からん。何をどういった形で“補完”するのか、実際に使って明らかにしたいところです。

 ちなみにApple Musicでは、自分で購入した楽曲のほか、聴き放題のライブラリの曲もローカルにダウンロードして、オフラインで聴くことができます。

Q3、Apple Musicを利用するには何が必要?

 現段階でのApple Musicの対応機種は、iPhone、iPad、iPod touch、Mac、Windowsパソコンです。また、2015年秋にはApple TVとAndroid端末でも使えるようになる予定です。

Apple Musicメンバーになると、Apple Watchに同期させてWatch単体で音楽を再生できるようになる)

Q4、結局いくら払えばいいの? 支払いで気をつけたいことは?

 6月27日時点ではまだ正式な発表がなされていませんが、日本での提供価格は月額980円(税込み)になると予想されています。

 Apple Musicは、最初にトライアルメンバーになることで、すべての機能を3カ月無料で試用できます。しかしトライアルだけを楽しみたい人は、試用期間終了前にメンバーシップを解除しないと、自動更新をオフにするまで毎月課金されてしまうのでご注意を。

 ファミリーメンバーシップでは、月額1480円(想定価格)で最大6人のメンバーが利用できます。iTunesをすでにファミリー共有しているなら、こちらのプランが断然お得ですね。

 米歌手テイラー・スウィフトの抗議などでスタート前からなにかと話題のApple Musicですが、実際の使い勝手はどうなんでしょうか? 不安材料も多少ありますが、これだけボリューミーで本当に月額980円なら、かなり充実した内容と言えます。サービス開始を楽しみに待ちましょう!

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