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» 2018年04月23日 16時00分 公開

鈴木淳也の「Windowsフロントライン」:Windows 10春の大型アップデート「1803」は4月中に配信できるのか

「Redstone 4(RS4)」と呼ばれる2018年春のWindows 10大型アップデート「1803」は、バグ問題でスケジュールが遅れていると伝えられているが、4月中に配信できるのだろうか。ここに来て、新たな名称候補も浮上してきた。

[鈴木淳也(Junya Suzuki),ITmedia]

 米Microsoftは4月16日(現地時間、以下同)、Windows Insider ProgramのFast Ring参加者向けにWindows 10 Insider Preview「Build 17134.1」の配信をスタートした。これは前回、内部ビルド(Canary)向けに登場したことを報告したビルドだ。

RS4 Release Previewへの配信もスタートした「Build 17134.1」。これがRS4の一般向け配信ビルドとなるのだろうか

Build 17134.1でファイナライズに限りなく近づいたか

 同社はもともと直前のビルドにあたる「Build 17133(もしくはBuild 17133.73)」を2018年4月に配信するWindows 10の大型アップデート「Redstone 4(RS4、バージョン1803)」にする計画だったようだが、一部の条件でブルースクリーン(BSoD)が出現してしまう問題を解消するため、RS4の最終出荷を遅らせることになった。

 だが4月20日、Build 17134.1はWindows Insider ProgramのFast Ringのみならず、Slow RingとRelease Previewの参加者への配信もスタートしており、少なくともRelease Previewへの配信が途中で差し止められたBuild 17133よりはステータスが前に進んでいる状態だ。

 ユーザーフォーラムなどを見る限り、Build 17134.1でも既知のバグが幾つか報告されているようだが、MicrosoftとしてはRelease Previewで大きな問題が報告されない限りは、同ビルドを大型アップデートの正式版として最終的に一般配信する意向だとみられる。

 開発者向けのOSプレビューを想定したFast RingやSlow Ringとは異なり、Release Previewは「安定版の最新アップデートを通常のユーザーより早く試せる」という特徴があり、どちらかといえば企業などでの展開前のテストに活用しやすい。

 Release Previewへの配信開始は「そのビルドがRC(Release Candidate)版、つまり製品候補版」であることを意味しており、100%の話ではないものの、ここで配信されたビルドがそのまま一般向けに配信される確率が非常に高い。最終的な判断は4月23日の週にも下されると考えられるため、特に週後半の同社の動きには注目したい。

アップデートの名称は「Spring」なのか「April」なのか

 RS4と呼ばれる2018年春のWindows 10大型アップデート(1803)について、筆者は一連の動きから「一般向け配信は5月にずれ込む可能性がある」という予想もしていたが、Microsoftは何としても4月中に決着をつけたいと考えているのかもしれない。

 というのも、以前は「Windows 10 Spring Creators Update」の名称がうわさされていたRS4だが、ここに来て「Windows 10 April 2018 Update」という名称の可能性が浮上してきており、この新名称を死守するのであれば、「4月中の最終版配信は絶対」だと予想されるからだ。

 この変更の話は、以前にSpring Creators Updateの名称を指摘したWalkingCat(Windowsの最新情報のリークで有名なTwitterアカウント)が、MicrosoftによるWinHECの公式ビデオを引用して報告しており、ここで「April 2018 Update」という名称が登場している。

RS4 WinHECの公式ビデオには「Windows 10 April 2018 Update」という名称が新たに登場している。これが、RS4の正式名称になるのだろうか

 また筆者がBuild 17133.73からBuild 17134.1にアップデートした際には表示されなかったものの、Build 17134.1のウエルカムスクリーン上に「April update」の名前が確認できたと報告している海外メディアもある。

 最終的に名称がどちらになっても構わないのだが、ある意味で「Spring」よりは「April」の方が現状のRS4にとってはチャレンジングな名称であり、成り行きが気になるところだ。

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