「ジョイント・イノベーション・ラボ」に米Verizonが参画――10億人規模のモバイルウィジェット市場に

» 2009年04月01日 20時30分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo 2008年4月に行われた「ジョイント・イノベーション・ラボ」設立会見の様子。左からに、Vodafone CEO(当時)のアルン・サリン氏、China Mobile CEOのワン・ジャンジョー氏、ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏

 ソフトバンク、中China Mobile、英Vodafone Groupは4月1日、3社が設立した合弁会社「ジョイント・イノベーション・ラボ」(JIL)に米国の通信事業者Verizon Wirelessが参画することを発表した。

 JILは、さまざまな端末プラットフォームやOSに対応したモバイルウィジェットの実行環境を開発する企業。Verizon WirelessはVodafoneとVerizon Communicationsが設立したオペレーターで、契約数は約8千万回線。このVerizon Wirelessの参画により、JILの顧客数は10億人に達する。

 またJILは、2009年中をめどにモバイルウィジェット向けの共通規格と開発キット、開発者が利用できるオンライン・ストレージ、コンテンツを北米・アジア・欧州・アフリカにまたがる70カ国以上に向けて配信できる配信決済機能システムを提供することも発表した。この共通規格では、開発者がセキュリティーが確保された状況下で、アドレス帳、カメラ、位置情報、決済機能等の携帯電話機機能やネットワーク機能にアクセスでき、より高度なウィジェットサービスの開発が可能になるという。

 今回の発表についてJIL会長である孫正義氏は、「このたびのパートナーシップは、世界をリードする移動体通信事業者4社がそれぞれのノウハウ、革新的な技術、そして顧客基盤を持ち寄り、さらなる顧客の獲得につなげていくものです。この取り組みはソフトウェア開発者の技術革新を加速させ、より簡単に操作できる魅力的なウェブアプリケーションを提供することで、顧客の利便性をさらに高めるものです」とコメントした。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月14日 更新
  1. KDDIのpovo、「つながらない」に悩む楽天ユーザーを本気で救済開始か Xで意味深投稿 (2026年06月13日)
  2. シャープが「AQUOS」を中高価格帯へシフトする理由 メモリ高騰が直撃するエントリースマホの限界 (2026年06月13日)
  3. DAZNのW杯「月額980円」表示に落とし穴 ユーザーを困惑させた2つの“ダークパターン”とは (2026年06月12日)
  4. PayPayの誤送金トラブル、なぜ「強制キャンセル」できない? 広報に聞いた理由と自衛策 (2026年06月13日)
  5. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  6. ゲオの“今だけ”スマホ買い取り額UP、実はうそ? 消費者庁が厳しい目 (2026年06月12日)
  7. 「JALモバイル powered by ahamo」のお得度を検証 本家ahamoやIIJmio版とは何が違う? (2026年06月12日)
  8. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  9. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  10. 追加料金なしで海外データ通信が使える快適さ そして外国で「シャッター音」を忘れて羽根を伸ばすスマホ (2026年06月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー