調査リポート
» 2011年06月06日 11時23分 UPDATE

調査リポート:東日本エリアで最速のスマートフォンは

ICT総研が東日本エリアで、通信キャリア各社のスマートフォンとデータ通信端末の通信速度を測定。スマートフォンはauのHTC EVO WiMAXがトップとなった。

[ITmedia]

 ICT総研は6月4日、東日本エリアで行ったスマートフォンとデータ通信カードの電波状況実測調査の結果を発表した。

 調査は5月14日から同20日まで、9時から17時に実施。携帯電話各社のスマートフォンのほか、イー・モバイルとUQコミュニケーションズのデータ通信カードを使用し、首都圏は12地点、東北は18地点、全体で合計30地点の鉄道駅でデータ通信速度を測定した。

 その結果、スマートフォンではauの「HTC EVO WiMAX ISW11HT」(3Gモード)による計測結果が下り0.88Mbps/上り0.70Mbpsとなり、東日本エリア全体の平均で最速だった。これに続くのがNTTドコモの「Xperia arc SO-01C」による計測結果で、速度は下り0.79Mbps/上り0.44Mbpsだった。「GALAPAGOS」と「iPhone 4」の2機種で計測したソフトバンクモバイルは、首都圏では強みを見せたものの、東北地方部で苦戦。これにより平均速度は下り0.57Mbps/上り0.36Mbpsとなり、東日本エリア全体の平均速度ではauやドコモに劣る結果となった。

Photo スマートフォンの調査結果

 データ通信カードでは、イー・モバイル(「D22HW」)とUQコミュニケーションズ(「AtermWM3200U」)がともに、エリアにかかわらず1Mbps以上の平均速度を示した。下り速度はイー・モバイル(1.33Mbps)、上り速度はUQコミュニケーションズ(1.81Mbps)が全体の最速となっている。しかしUQコミュニケーションズは、東北地方の7つの測定場所で圏外表示になるなど、東北地方部でエリア拡大の余地が見られた。他方でドコモ、au、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルは東日本エリアの30測定場所すべてで電波の計測が可能だった。

Photo データ通信端末の調査結果

 なお、東北地方の調査対象は仙台や盛岡などの新幹線沿線の都市が中心で、調査結果に震災の影響による通信の不通などは見られなかったという。

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.