人材サービスのパーソルキャリアは、全国の20代〜50代のITエンジニア442人を対象に「2021年、ITエンジニアが学びたい(強化したい)プログラミング言語ランキング調査」を実施した。その結果、最も学びたい言語は「Python」で全体の32.8%を占めたことが分かった。
2位は「Java」で9.3%、3位は「JavaScript」で5.9%と続いた。また、年代別のランキングを見ても、20代〜50代の全年代で「Python」が1位という結果だった。
年代別で見ると、20代の2位は「C++」で11.6%だった。「C++」は総合で6位だった一方、20代からは多くの支持を集め上位に入った。同様に、「C」も総合では4位(5.7%)だったものの、20代では10.1%で3位につけている。
30代では「Java」の人気が高く、16.1%と他の年代に比べて約2倍の支持を集めた。40代、50代では「Python」への注目度が高く、2位以下は一桁の回答率が続くなか、1位の「Python」だけがそれぞれ30%超えとなった。
人工知能や機械学習の分野では「Python」が使われているケースが多く、人気のプログラミング言語であることが浮き彫りとなった。またパーソルキャリアは20年12月にも「ITエンジニアが保有しているスキルランキング」を実施していて、その調査でもPythonが6位に入るなど、ビジネス現場での重要性が増している。
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