“ホントに速くなった”携帯カメラの完成型、1つのカタチ──「SH904i」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/4 ページ)

» 2007年07月02日 23時22分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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 では室内の作例をチェックしていこう。

1/15秒、F3.4、ISO:不明、EV:0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:近景、自動露出測光モード:中央重点測光 白熱灯下

 白熱灯下で撮影。色の補正もほどよく、暗部も黒くツブすことでノイズを抑え、よく締まった写真になった。

1/15秒、F3.4、ISO:不明、EV:0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:近景、自動露出測光モード:中央重点測光1/50秒、F3.4、ISO:不明、EV:0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:近景、自動露出測光モード:中央重点測光 蛍光灯下 左:手ブレ補正オフ、右:手ブレ補正オン

 今度は蛍光灯下。室内なのだが、写りも明るめでなかなかいい。これでシャッタースピードは1/15秒だ。同じ条件で手ブレ補正をオンにして撮影すると右の作例のようになる。

 ディテールをよく見ると、手ブレ補正オフ時よりディテールは荒れるが、シャッタースピードは1/50秒と速くなっている。その分ブレにくいわけだが、感度が高い分画質が落ちることと、撮影後の手ブレ補正処理に時間がかかる(10秒ほど)ことになる。手ブレ補正はいざというときに安心だが、快適さと画質がトレードオフになるので、できるだけオフで撮りたいところ。

 より極端な作例はこちらだ。

1/5秒、F3.4、ISO:不明、EV:0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:近景、自動露出測光モード:中央重点測光1/30秒、F3.4、ISO:不明、EV:0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:近景、自動露出測光モード:中央重点測光 左:手ブレ補正オフ、右:手ブレ補正オン

 かなり暗い、白熱灯下の例。暗かったのでピントが合わなかったのは勘弁していただくとして、手ブレ補正オフ時は色が残っているのに対し、手ブレ補正をオンにすると色が完全に落ちてしまった。

 最後は室内マクロ撮影。

1/13秒、F3.4、ISO:不明、EV:0、WB:オート、撮影モード:オート、シーン:標準、被写体との距離範囲:マクロ、自動露出測光モード:中央重点測光 室内のマクロ撮影

 マクロは、なかなかくっきりときれいに撮れた。


 SH903iとは異なり、通常の折りたたみボディを採用したため、ディスプレイを裏返して横向きで使うデジカメスタイルでは使用できない。しかしケータイカメラとしては、撮影は開いて縦位置で、画像は原則として縦位置というわかりやすさが、改めて使いやすいと思う。簡単に“遊べる”パノラマ機能もすぐに使えてなかなか面白い(上手に撮るのは少々コツがいるけれども)。

 劇的にスペックが向上したわけでもないので“写りが前機種よりすごくよくなった”とまで絶賛できるほどではないけど、「操作はシンプルで使いやすく、もちろん高画質」というのは1つのケータイカメラの目指す形だろうし、トータルバランスはやはり優れている。何より、同社ならではの画質を保ったまま、保存時間が大変短縮され、さくさく撮れるようになったのがうれしい。

 でも、撮影補助用ライトはやっぱあった方がいいと思うかな。AF用補助光にもなるし。

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