携帯ショップに「905iシリーズ」旋風──人気上位を独占携帯販売ランキング(11月26日〜12月2日)(2/2 ページ)

» 2007年12月07日 22時43分 公開
[岩城俊介,ITmedia]
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注目機種「INFOBAR 2」登場──いきなり首位に躍り出る

Photo INFOBAR 2

 auも新機種ラッシュの週となった。

 今回は、注目の新機種の1つ「INFOBAR 2」が初登場で首位を獲得した。12月1日発売のINFOBAR 2は、実質2日間の集計による結果。発売日当日はINFOBAR 2を待ち望んだユーザーが多く買い求め、相当数が売れたと予想される。ちなみにキャリア総合ランキングにも、au代表として唯一、5位に入る健闘も見せている。

 続いて2位に東芝製の「W53T」(前回1位)、3位にカシオ計算機製の「W53CA」(前回2位)、4位にシャープ製の「W52SH」(前回3位)が順当にランクイン。

 そして5位に、こちらも今回初登場の日立製作所製「Woooケータイ W53H」(11月29日から順次発売)が入った。

 そのほかauの2007年秋冬モデルは、厚さ9.9ミリの極薄カードサイズ「W55T」の発売日が今週末の12月7日、8日に決まったので、残すは新プラットフォーム“KCP+”を採用する東芝製の「W56T」とソニー・エリクソン製「W54S」、三洋電機製の「W54SA」の3機種となった。これらKCP+採用端末は2008年発売になるようなので、2007年内発売の端末はW55Tで最後ということになる。

 大量15機種を用意した2007年夏モデルの登場時は、売れ筋が新機種登場後すぐに移る特徴があったことを含めて「顔ぶれがすべて新機種で刷新されるか」と期待をしたものだったが、新機種の数が少なく販売方法も変わった今回の秋冬モデルでは、それも難しい。

 もちろん、携帯冬商戦は始まったばかり。今後、年末・年始にかけてどのような動きになるだろうか。

AQUOSケータイ第4弾「920SH」好調維持──次回はTHE PREMIUMと“シャア専用”登場か

Photo 920SH

 新販売方式の導入で、かなりの変化、同時にユーザーの困惑もかいま見えるドコモとauに対し、約1年前の2006年10月に頭金を0円とする割賦販売手段「新スーパーボーナス」を導入し、その認知度もすでに高まっているソフトバンクモバイルは、我が道を行っている。

 今回の首位は新機種の“AQUOSケータイ第4弾”「920SH」が順当に獲得。連続首位記録を「2」に伸ばした。

 続いて2位に“AQUOSケータイ第2弾”「911SH」(2006年11月発売)、3位にスリム&シンプル端末「705Px」、4位に“ほぼ全部入り”「911T」(前回7位)、5位に“フラットスライド”の「810P」がランクインした。

 2007年秋冬モデルは今回首位の920SHのほか、“フルミラーボディ”の「MIRROR 821P」(パナソニック モバイル製)も初登場で10位に食い込んだ。そういえばソフトバンクモバイルの端末は最近までシャープと東芝の2強状態だったが、ここに来てパナソニック モバイルもその一角を担えるほどの位置に来ているようだ。今回は705Pxと810P、MIRROR 821Pの3機種がランクインした。

 そして今後の新機種はどうか。今週6日にシャープ製の上質ワンセグ「THE PREMIUM 820SH」「THE PREMIUM 821SH」、そして8日に“シャア専用”「913SH G TYPE-CHAR」と高機能スマートフォン「X01T」(2007年5月発表)と、注目機種が多く登場する。

 中でも5000台の特典付き先行予約が3日で早々に終了したほどだという“シャア専用”は、どのような動きを見せるだろうか。次回のランキングは目が離せないものとなりそうだ。


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2007年上半期、最も売れたケータイは?


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