6月8日に開幕した「Interop Tokyo 2009」にUQコミュニケーションズが出展し、10日から展示を開始した。ブースでは、同社が6月8日の発表会で紹介したデータ通信端末や通信モジュール内蔵ノートPCを軸とした展示を行い、会場内でもひときわ高い注目を集めていた。
会場中央にはデータ通信端末とそれを活用した屋内用Wi-Fiゲートウェイやバッテリー内蔵のモバイルWi-Fiルーターなどが置かれ、ゲーム機とWi-Fi接続するデモを展開。また、デジタルサイネージへの活用例を紹介するなど、UQ WiMAXが幅広い分野で活用できることをアピールしていた。
ブースではほかにも、シャープ、デル、東芝、HP、パナソニック、オンキヨー、NEC、ASUSTeK、クラリオン、レノボ、富士通製のWiMAX通信モジュール内蔵PCのモックアップを展示。オンキヨー、東芝、パナソニック、レノボ製のPCは実際に稼動する実機も展示され、来場者が自由に操作できるようになっていた。
屋外用の基地局アンテナも各種展示され、これまでのSamsung製のほか、NECの大型基地局やアタッシュケースサイズのコンパクトな日立製小型基地局も公開されるなど、インフラ整備の強化とエリア展開の柔軟性についてもアピール。WiMAXの事業展開が順調であることを強調していた。
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