第1回 薄型軽量でキーが押しやすい機種はどれ?:最新ケータイ徹底比較(NTTドコモ 2009年夏モデル編)(1/2 ページ)

» 2009年08月14日 00時00分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモの2009年夏モデルはSTYLEシリーズ6機種、PRIMEシリーズ6機種、SMARTシリーズ2機種、PROシリーズ3機種の全17機種がラインアップされており、2009年8月14日現在、「L-04A」と「L-06A」を除く15機種が発売されている。

 17機種をメーカー別に見ると、富士通が2機種、NECが4機種、パナソニック モバイルコミュニケーションズが4機種、シャープが3機種、LGエレクトロニクスが2機種、東芝が1機種、HTCが1機種を供給している。このほか、富士通製の「らくらくホン6」(8月7日に発売済み)とシャープ製の「SH-08」(2009年9月発売予定)もある。

 本レビューではこれらの機種の中から、発売済みの9機種「F-08A」「F-09A」「N-06A」「N-08A」「P-07A」「P-08A」「P-10A」「SH-05A」「SH-06A」を選び、機能別に比較していく。公表されているスペックのほかに、実際に操作しないと分からない使用感や、カタログや取扱説明書には明記されていない数字も掲載していくので、購入時の参考にしてほしい。第1回は基本スペックとキーの操作性について調べた。

photo 左から「F-08A」「F-09A」「N-06A」「N-08A」「P-07A」「P-08A」「P-10A」「SH-05A」「SH-06A」

基本スペック:N-08Aは薄型軽量と多機能を両立

 サイズと重さは、N-08Aが最も薄くて軽い。N-08AはSTYLEシリーズながら810万画素カメラやGPS、ワンセグ、WORLD WING(3G+GSM)、拡張iモードブラウザに対応するなど、PRIMEシリーズ並みの機能を備えており、薄型軽量ボディと多機能の両立に成功している。次いで、F-08A(厚さ15.4ミリ、重さ約120グラム)とSH-05A(厚さ15.3ミリ、重さ約127グラム)も、防水ケータイながら比較的薄くて軽いボディを実現している。

 本体の幅は9機種とも50ミリか51ミリで、“細い幅”の基準といわれている50ミリ未満のモデルはない。高さは、メインディスプレイが常に露出しているF-09A(約114ミリ)とN-06A(約113ミリ)、P-08A(約112ミリ)が比較的大きい。

 連続待受時間は約640時間のP-10Aと約630時間のF-09A、連続通話時間は約240分のF-09Aと約220分のSH-05Aが高い(いずれもW-CDMAエリアの場合)。

基本スペック
サイズ(幅×高さ×厚さ) 重さ 連続待受時間 連続通話時間
F-08A 50×109×15.4(最厚部約17.8)ミリ 約120グラム 約560時間(W-CDMA)、約280時間(GSM) 約200分(W-CDMA、GSM)
F-09A 51×114×18.5(最厚部約18.6)ミリ 約138グラム 約630時間(W-CDMA)、約320時間(GSM) 約240分(W-CDMA)、約210分(GSM)
N-06A 50×113×18.9(最厚部約23)ミリ 約139グラム 約560時間(W-CDMA)、約290時間(GSM) 約200分(W-CDMA)、約220分(GSM)
N-08A 50×109×13.9(最厚部約16.4)ミリ 約113グラム 約550時間(W-CDMA)、約280時間(GSM) 約200分(W-CDMA)、約190分(GSM)
P-07A 50×108×17.5(最厚部約19)ミリ 約125グラム 約620時間(W-CDMA)、約260時間(GSM) 約200分(W-CDMA)、約250分(GSM)
P-08A 50×112×17.9(最厚部約19.7)ミリ 約136グラム 約600時間(W-CDMA)、約270時間(GSM) 約200分(W-CDMA)、約260分(GSM)
P-10A 50×109×17.9ミリ(最厚部約18.3ミリ) 約125グラム 約640時間(W-CDMA) 約200分(W-CDMA)
SH-05A 50×109×15.3(最厚部約18.1)ミリ 約127グラム 約570時間(W-CDMA) 約220分(W-CDMA)
SH-06A 50×111×16(最厚部約19.9)ミリ 約135グラム 約460時間(W-CDMA)、約220時間(GSM) 約190分(W-CDMA)、約160分(GSM)

ディスプレイ:メインはF-09A、サブはP-07Aがハイスペック

 メインディスプレイのサイズと解像度は、約3.4インチのフルワイドVGA(480×960ピクセル)ディスプレイを搭載するF-09Aが最も大きくて高い。そのほかの機種は、P-10Aを除き解像度は480×854ピクセルで、P-10AのみがフルワイドQVGA(240×427ピクセル)となっている。ディスプレイのサイズは全機種とも3インチ以上を実現している。

 以下の画面写真は、同じ画像を各機種のディスプレイ解像度に合わせて壁紙登録し、ケータイ画面の明るさを中間レベルに設定して同じ環境で撮影したもの。この中ではSH-05AとSH-06Aが果物の色や水滴など、全体的に最も鮮明に画像を表示できていると感じた。撮影した写真と実際のディスプレイでは印象は異なるが、一例として参考にしてほしい。

photophotophotophoto 左からF-08A、F-09A、N-06A、N-08A
photophotophotophotophoto 左からP-07A、P-08A、P-10A、SH-05A、SH-06A

 サブディスプレイはF-09AとN-06A、P-08Aを除く6機種が搭載しており、中でもP-07Aのサブディスプレイは、約2.0インチ、240×427ピクセルという一昔前のメインディスプレイ並みに大きく高解像度を実現している。6機種ともサブディスプレイに時刻や着信相手の名前は表示されるが、P-07Aはさらに、サブディスプレイをカメラのファインダーとして使えるほか、待受Flashの表示や受信メールの閲覧ができるなど、幅広いシーンで活躍する。また、N-08A、P-07A、P-10A、SH-05A、SH-06Aはiチャネルのテロップもサブディスプレイに表示できる。

photophotophoto 左からF-08A、N-08A、P-07Aのサブディスプレイ。F-08Aはサイドキーを押すと、歩数計の歩数や活動量が表示される。N-08Aは4種類の時計表示を選べる。P-07Aは好みの画像を設定したりメールを読んだりできる
photophotophoto 左からP-10A、SH-05A、SH-06Aのサブディスプレイ。P-10Aのサブディスプレイにはカラフルなアニメーションが表示される。SH-05AとSH-06Aは5種類の時計表示を選べる
メインディスプレイとサブディスプレイ
メインディスプレイ サブディスプレイ
F-08A 約3.0インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万2144色 約0.5インチ(60×32ピクセル)有機EL 1色
F-09A 約3.4インチフルワイドVGA(480×960ピクセル)TFT液晶 最大1677万7216万色 −
N-06A 約3.2インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)LTPS TFT液晶 最大26万2144色 −
N-08A 約3.2インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)LTPS_TFT液晶 最大26万2144色 約0.8インチ(96×35ピクセル)有機EL 1色
P-07A 約3.1インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万2144色 約2.0インチ(240×427ピクセル)TFT液晶 26万2144色
P-08A 約3.1インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)TFT液晶 最大26万2144色 −
P-10A 約3.0インチフルワイドQVGA(240×427ピクセル)TFT液晶 最大26万2144色 約0.8インチ(96×25ピクセル)有機EL 1万1340色
SH-05A 約3.0インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)NEWモバイルASV液晶 最大1677万7216色 約0.5インチ(39×96ピクセル)有機EL 1色
SH-06A 約3.3インチフルワイドVGA(480×854ピクセル)NEWモバイルASV液晶 最大1677万7216色 約0.8インチ(39×96ピクセル)有機EL 1色

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年09月25日 更新
  1. 富裕層向けカードの潮流が変化 アメックス、三井住友、ダイナース、ラグジュアリーカードが狙う“特別な体験価値”とは? (2026年09月22日)
  2. 「iPhone 18 Pro」は何が進化した? 「iPhone 17/17 Pro」とスペックを比較 全て20万円超えの価格が悩ましい (2026年09月10日)
  3. 似て非なる?「iPhone 18 Pro」と「iPhone 17 Pro」の外観上の違いを比較する (2026年09月23日)
  4. “iPhone 18難民”の買い替え先は? 最新「iPhone 18 Pro」と型落ち「17/17e/16」から最適解を考える (2026年09月25日)
  5. 出そろった「iPhone 18 Pro」の価格を4キャリアで比較 ソフトバンクが衝撃の安さ、楽天モバイルが異例の施策 (2026年09月13日)
  6. どちらを選ぶ? 「iPhone 18 Pro」と「iPhone Duo」のスペックを比較、14.5万円の価格差をどう捉えるか (2026年09月24日)
  7. 「マイナポータルアプリ」が「マイナアプリ」へ刷新されて何が変わった? メリットや利用方法を解説 (2026年09月20日)
  8. ドコモがahamoの料金刷新、40GB・60GB・120GBの3段階制に 月額3135円〜に値上げ (2026年09月25日)
  9. イオンでアプリ使ってる? お得に買い物をする方法を調べてみた【2026年9月版】 (2026年09月24日)
  10. キャリアショップや家電量販店よりも厳しい現実――街中の「併売店」の“今”を探る (2026年09月21日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー