ナビタイムジャパンが4月20日、iPhone向けアプリケーション「NAVITIME」の提供を開始した。アプリは無料でダウンロードでき、乗換案内と地図検索が利用可能。歩行者ナビゲーション「トータルナビ」などを利用するためには月額315円のNAVITIME PCコース有料会員登録が必要になる。
NAVITIMEは、GPSを利用した携帯電話向けの歩行者ナビゲーションサービスとして国内で高い人気を誇るサービス。2008年7月にiPhone 3Gが日本で発売された当初は、携帯電話と共通のユーザーインタフェースを備えたアプリを提供していたが、その後サービスの提供を中止していた。今回新たにiPhoneアプリをリリースするにあたり、iPhoneらしい画面デザインとユーザーインタフェースを採用。音声による徒歩ルート案内も用意した。
なお、前述のとおりトータルナビや音声案内、履歴、My設定などの各種登録機能、PC版NAVITIMEとの連携機能などを利用するためには、クレジットカードで月額315円を払うNAVITIME PCコースへの有料会員登録をする必要がある。
AndroidスマートフォンやWindows phone、BlackBerry、Nokia N82/N95/E61などで利用できるNAVITIMEアプリは以前から提供されており、今回のiPhoneアプリの提供によって、利用できるプラットフォームがさらに広がることになる。
携帯電話で有料会員登録をしていても、アプリ版のNAVITIMEを利用するためにはクレジットカードでの有料会員登録が必要だが、NAVITIME PCコースに登録していれば、同時にアクセスしない限り複数のスマートフォンでNAVITIMEの有料コースを利用することは可能だという。
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