KDDI Americaは10月22日、米国内の日系・韓国系市場をターゲットとして、同社2機種目となるAndroidスマートフォン「Sanyo Zio」を年内に発売すると発表した。日系市場向けには同社の携帯電話サービス「KDDI Mobile」から販売する。
Sanyo Zioは、京セラの子会社、Kyocera Coommunicationsが開発したAndroidスマートフォン「Zio」のKDDI Mobile向けモデル。一般的なケータイと比べても軽量な105グラムのライトボディが最大の特徴だ。OSは、販売当初はAndroid 2.1を搭載するが、後日Android 2.2へのソフトウェアアップデートを提供する。
言語は日本語のほか、英語、韓国語、スペイン語の4カ国語への切り替えに対応。日本語入力システム「Simeji」や、Bluetoothワイヤレスキーボードからの入力を可能とする「BTk」も標準搭載する。BTkを標準搭載するAndroidスマートフォンは世界初だという。さらに、法人向けにはスケジュールやタスクの同期の強化、リモートワイプなどの機能拡張も行う。
Sanyo Zioの外形寸法は116×58.6×12.2ミリ、重量は105グラム。アプリケーションプロセッサは600MHz動作のMSM7627で、480×800ピクセルの3.5インチディスプレイと3.2メガピクセルカメラを備える。価格や発売日、機種の詳細情報は順次公開する。
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