GALAXY、IS03、GALAPAGOS、Zio――CEATEC会場で見られる新端末、参考出展端末CEATEC JAPAN 2010(1/2 ページ)

» 2010年10月07日 14時37分 公開
[園部修,ITmedia]

 アジア最大級の家電・IT展示会「CEATEC JAPAN 2010」の会場では、発表されたばかりの新端末や参考出展されている端末が多数見られる。薄型TVやBDレコーダーなどの黒モノ家電を差し置いて、タブレット型端末やスマートフォン、ケータイが非常に多く、話題をさらっているブースも多い。

 こうした注目の新端末や海外向け端末、参考出展されている未発表端末などをまとめて見てみよう。CEATECは9日まで開催されており、9日は誰でも入場無料になるので、気になった製品があればぜひ会場に足を運んでみてほしい。

ドコモブースに「GALAXY S」「GALAXY Tab」

 NTTドコモのブースには、10月5日に発表されたSamsung電子製のAndroidスマートフォン「GALAXY S」とAndroidタブレット「GALAXY Tab」が多数実機で用意されており、自由に触れ、操作することができる。ブースには黒山の人だかりができており、注目度も高い。

PhotoPhotoPhoto NTTドコモブースでは、5日に発表されたばかりの「GALAXY S」と「GALAXY Tab」の実機に触れることができる

「IS03」はKDDIブースとシャープブースに多数あり

 Androidスマートフォン初のおサイフケータイとしてリリースされるシャープの「IS03」は、KDDIブースとシャープブースにそれぞれ展示されている。いずれも動作する実機で、さまざまな機能を試すことができる。au one ナビウォークなどの有料サービスも体験できる。KDDIブースには2カ所、シャープブースにも複数の展示スペースがあるので、混雑している場合は別の場所もチェックしてみるといいだろう。ちなみに初日はKDDIブースが混雑しており、シャープブースにはかなり余裕があった。ちなみにシャープブースでは、現行のスマートフォンも展示しており、「SH-10B」や「IS01」も自由に触れる。

PhotoPhoto KDDIブースには「IS03」が多数。こちらも人だかりができているが自由に端末を操作できる
PhotoPhoto シャープブースにもIS03コーナーがある。こちらもほうがKDDIブースより若干すいていた。au oneナビウォークなどのサービスも体験可能だ

コンテンツ配信プラットフォーム「GALAPAGOS」

 シャープブースで、IS03よりも大きなスペースを割いて展示されているのがコンテンツ配信サービスと対応端末「GALAPAGOS」だ。GALAPAGOS用タブレット端末は5.5インチのモバイルタイプと10.8インチのホームタイプの両方を用意。実際のコンテンツを表示し、GALAPAGOSでの読書体験ができる。

PhotoPhoto GALAPAGOSのモバイルタイプ(左)とホームタイプ(右)は、コンテンツが入った状態でデモしている

 また同じコンテンツをGALAPAGOSやSH-10B、IS01、IS03、液晶TVのAQUOSなどさまざまなデバイスで最適化して表示し、閲覧できるデモも実施しており、将来GALAPAGOSで利用できるサービスの一端が垣間見られる。

PhotoPhoto 同一の電子書籍コンテンツを、GALAPAGOSやAQUOS、SH-10B、IS01、IS03などそれぞれの端末に最適化して表示するデモも見られる

非接触充電ケータイのデモや3D液晶も

 最新端末のほか、「SH-06B」「SH-07B」に非接触充電システムを組み込んだデモなどもシャープブースで見られる。非接触充電の仕組みは、ケータイの充電が容易になる取り組みとして注目されており、標準規格WPC(Wireless Power Consortium)に準拠した機器のデモはドコモブースでも見られる。

 IS03のデモコーナーの奥には、裸眼での立体視が可能な視差バリア式の3D液晶ディスプレイの展示もある。展示は3.8インチと10.6インチのパネルが1つずつしかないため、行列は必至だが、メガネなしで3D写真や3D映像が見られる。

PhotoPhotoPhoto 左はWPCに準拠下非接触充電ケータイの展示。中央は10.6インチの3D液晶、右は3.8インチの3D液晶。3D液晶はどちらも視差バリア方式を採用しており、裸眼で立体視できる

東芝ブースにはAndroidタブレット「FOLIO 100」

 東芝ブースでは、CELL REGZAの展示が中心となっているが、片隅で「Yahoo!ブックスタンド」を組み込んだ10.1インチ液晶搭載のAndroidタブレット端末「FOLIO 100」を見ることができる。まだ動作が不安定で、何度か説明員が再起動するシーンなども見られたが、電子書籍端末としての利用を想定した端末に実際に触れてみることができる。

 さらに、TVの操作ができるアプリ「レグザ Apps コネクト」のデモでは、無償配布予定のiOS向けアプリのデモとともに、Android向けアプリのデモも行われており、東芝製の未発表Androidスマートフォンが利用されている。

PhotoPhotoPhoto 東芝ブースには10.1インチ液晶を搭載したAndroidタブレット「FOLIO 100」の参考展示がある。またレグザ Apps コネクトのデモの一環として、未発表のAndroidスマートフォンも用いられている
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