京セラブースには、3.5インチのタッチパネルを搭載した北米市場向けのAndroidスマートフォン「Zio」が展示されている。英語版になるが、実際に操作してみることが可能だ。
富士通ブースでは、すでに紹介したダブルヨコモーションスタイルの2画面ケータイ「大画面ダブルタッチパネルケータイ」の展示があり、さまざまな新機能が体験できる。独自のユーザーインタフェースやSymbian OS上で軽快に動作するアプリケーションは一見の価値がある。
パナソニックブースはエコナビの世界観を押し出した展示となっているが、裏手には開発発表がされたばかりの「LUMIX Phone」が展示されている。ケースの中での展示で、自由に触れることはできないが、一部の機能は映像などで確認できる。
シャープのプラズマクラスターイオン発生機といえば、除菌効果やアレル物質の分解・除去、ウイルス作用の低減などの効果がある空気清浄機として知られるが、これをケータイに組み込んだデモ機がドコモブースに展示されている。個人用の小型プラズマクラスターイオン発生機「IG-CM1」をさらに小型化したようなモデルを薄型ケータイ「SH-09B」と組み合わせた試作機で、自分の周りの空気清浄化や美肌効果が見込めるという。現在まだサイズが大きいが、2〜3年後には小型化して実用的なサイズにできる見通し。その隣には同様の効果を持つパナソニックの「ナノイー」内蔵充電台も展示されている。充電台はケータイよりももう少し広い範囲をカバーする。


左はユーザーの周囲の空気を清浄化するというコンセプトのプラズマクラスターケータイ。まだサイズが大きいが、将来的には中央の写真のようにコンパクトなサイズで内蔵できるようになる見通し。右はナノイー機能を内蔵した充電台MediaFLO方式を掲げるメディアフロージャパン企画とISDB-Tmm方式を採用するマルチメディア放送(mmbi)の一騎打ちの結果、免許を取得したmmbiは、7月のワイヤレスジャパン2010に引き続き、携帯端末向けマルチメディア放送のデモを行っている。スタジオ風のブースで収録した番組を電波に乗せ、SH-01Aがベースと思われるサイクロイド型のISDB-Tmm対応端末で受信しており、ストリーミングとファイルキャストの2種類のサービスの雰囲気を知ることができる。
Android 2.2、スーパー有機EL搭載――ドコモ、「GALAXY S」を発表
写真で解説する「GALAXY S」(外観編)
写真で解説する「GALAXY Tab」
7インチ液晶に大容量バッテリーを装備――Androidタブレット「GALAXY Tab」日本上陸
FeliCa、ワンセグに対応、メインで使えるAndroid携帯――auの「IS03」
写真で解説する「IS03」(外観編)
写真で解説する「IS03」(ソフトウェア編)
端末とサービスが“進化”する――シャープが「GALAPAGOS」に込めた意味
外観とUIを速攻チェック――写真で見る「GALAPAGOS」端末
ガツンとした骨太のネーミングをあえて採用した――シャープ「GALAPAGOS」
京セラ、初のAndroid端末「Zio」を展示――LTE対応のコンセプトモデルも
富士通ブースにヨコモーション搭載の「大画面ダブルタッチパネルケータイ」
CEATEC会場で見る「LUMIX Phone」――年度内にドコモ発売
総務省、mmbiに携帯端末向けマルチメディア放送の免許を付与
携帯端末向けマルチメディア放送の受託事業者 ドコモ陣営のmmbiに軍配
mmbi、「ワイヤレスジャパン2010」でISDB-Tmmのデモを披露Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.