京セラ、初のAndroid端末「Zio」を展示――LTE対応のコンセプトモデルもワイヤレスジャパン2010

» 2010年07月15日 14時15分 公開
[田中聡,ITmedia]

 京セラが、ワイヤレスジャパン2010で同社初のAndroidスマートフォン「Zio(ザイオ)」を展示。2010年度に北米市場で発売する予定で、日本での発売は未定。OSはAndroid 1.6。通信方式はCDMA2000、1xEV-DO Rev.Aをサポートする。

photophotophoto 京セラ製のAndroid端末「Zio」

 Zioは3.5インチのワイドVGA液晶(TFT、26万色表示)を備えたフルタッチ端末。サイズは約58.6(幅)×116(高さ)×12.2(厚さ)ミリ、重さは約105グラムで、薄型軽量ボディを実現しているのが大きな特徴。筆者はiPhone 3GS(約135グラム)とXperia(約139グラム)を常用していることもあり、Zioを初めて触ったとき、その軽さが印象的だった。またスマートフォンとしてはボディが細くて持ちやすい(iPhone 3GSの幅は約62.1ミリ、Xperiaの幅は約63ミリ)。

photophoto タッチパネルとトラックボールを使って操作する(写真=左)。裏面にはカメラとスピーカーがある(写真=右)
photophoto 左側面にはイヤフォン端子とサイドキー、Micro USB端子がある(写真=左)。右側面にはカメラキーとmicroSDスロットがある(写真=右)
photophoto Micro USB端子(写真=左)とmicroSDスロット(写真=右)
photophoto 片手でも持ちやすく軽い(写真=左)。iPhone 3GSやXperiaと比べてボディが細いことが分かる(写真=右)

 ほかのAndroid端末と同じく、YouTubeやGoogle MapなどのGoogleアプリやHTMLブラウザを搭載。カメラは320万画素で、30fpsの動画を再生できるプレーヤーも用意している。

 本体表面には4つのセンサーキーと、トラックボール、2つの物理キーを搭載(そのうちの1つが電源キー)。スマートフォンでは珍しく、本体の右下に電源キーがある。このあたりは一般のケータイと同じ感覚で使えそうだ。センサーキーからはホーム画面へのアクセスやサブメニューの呼び出し、戻る、検索などの操作が可能。トラックボールはBlackBerry BoldやIS01などでもおなじみのデバイスで、ころころ転がすことでカーソル移動やスクロールができるほか、ボタンを押すと決定操作ができる。

 Android端末は独自のユーザーインタフェース(UI)を搭載したモデルが多いが、Zioのホーム画面やメインメニューは一般のAndroid端末を踏襲している。スペックもスマートフォンとしては標準的で、「薄型・軽量のサイズ感を訴求していく」(説明員)という。なお、Zioを国内で展示するのは今回が初めて。説明員は「今日(7月14日)端末が届いたばかりだった」と話していた。

photophoto 4つのセンサーキーとトラックボール、電源キーを含む2つの物理キーを表面に装備している(写真=左)。メインメニュー(写真=右)

 このほか、京セラはAndroid端末のコンセプトモデルを参考出展。5インチの大型ディスプレイを搭載したLTE対応機や、タッチパネルとスライド型QWERTYキーボード搭載モデル、富士通製の「F-06B」をほうふつとさせる、スライド型横振り構造の端末を展示していた。同社はLTE対応モデルを始め、今後もグローバル市場に向けてAndroid端末を積極的に開発していく構えだ。

photophotophoto 左からLTE端末、2台のタッチパネル+QWERTYキー端末
photophotophoto 左からタッチパネル+QWERTYキー端末、タッチパネル+QWERTYキー端末(スタンド付き)、スライド型横振り構造端末
photo 6台のコンセプトモデル

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