光学式手ブレ補正が素晴らしい「AQUOS PHONE SH-01D」、でも“打率”に不満:荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(2/3 ページ)

» 2011年12月20日 18時08分 公開
[荻窪圭,ITmedia]

 HD動画も撮れる。フルHD動画対応だが、このサンプルは720pです。すみません。


 続いてマクロ系。

photophoto ぐぐっと近寄ってもみじを撮ってみた(写真=左)。バラの花を。一部白飛びしてるが、不自然じゃないのでよい(写真=右)

 紅葉の写真はオートで。シーンモードに「紅葉」もあったけど、オートの方がよく撮れてたので。気になるのはもうちょっと暗い場所での撮影だ。オートのままだとISO感度があまり上がらない分シャッタースピードも遅くなるが、明るい室内なら光学式手ブレ補正がぐっと効いてくれる。

photophoto 料理モードでキーマカレー。旗がかわいい。料理モードのおかげかいい感じに明るく撮れた。素晴らしい(写真=左)。ビルの中で。けっこう明るい場所だったのでISO64で1/25秒となった(写真=右)

 という具合。で、だんだんと日がかげってきて暗くなるのが早いのが冬。

photo ペットモードで猫

 ペットモードにすると少しISO感度が高めに設定されるのでブレにくくなるのだ。さらに暗くなると夕方。

photo 屋上から富士山を狙って見た。シーン自動認識オートだとISO200止まりなので、さすがにきつい

 遠くに見える富士山を。さすがにこの暗さでISO200というのはムチャだろうと思うわけで、裏面照射型CMOSセンサーを搭載したのなら、オートや夕焼けモードでもISO感度をもうちょっと上げていいんじゃないかと思う。

 富士山がきれいだったので、めいっぱいデジタルズームで。

photo さすがに暗いときのデジタルズームは辛いですな

 日が陰ると夜景モードの出番である。ちょっとだけマイナス補正をして。

photo 夜景モードで−1.3の補正をかけて撮影。青いLEDのおかげで幻想的になった。空に青い光が写っているのは、青LEDの光がレンズ内で変な反射をしちゃってゴーストが出てるのです

 うーむ。さすがに夜景だとISO400までは上がった。暗いとピントも合いにくくなるので慎重に。夜になったら寒いので室内へと移動である。

photo 何気なく室内で撮ったらISO200止まりなので微妙にブレてしまった

 オートでISO200。さすがに暗い部屋でISO200は辛い。手ブレはしなくても被写体ブレしちゃう。手ブレ補正が強力ならブレはなくなるかというと、そうでもないのだ。被写体が動いたらどうしようもない。このへんの仕様はCCD時代の製品と同じなんだけど、高感度時の特性が良くなってるのだから同じではダメでしょうに。そういうときは手動でISO感度を上げる。ISO1600で撮ってみた。

photo 上の写真と同じ場所だけど、色が少しずれてしまったのがとても残念

 ブレずに撮れたけど、ちょいとばかし色がかぶっちゃってノイズも出てきた。で、高感度時の画質が気になったので、Xperia arcのレビュー時と同じセッティングで、ISO1600で撮り比べてみた。

photophoto Xperia arc。ISO1600で撮影(写真=左)。SH-01D。ISO1600で撮影(写真=右)

 えっと、言いたいのは2点。1つは照明の色がかぶって緑色になってしまってること。これはよくない。もう1つはノイズが目立つこと。この点、Xperia arcの方がノイズも少なくてきれいに撮れております。思わぬ差が出ちゃった感じだ。

 もう1つ室内撮影で気になったのがこれ。

photo 木でできた扉を撮ってみた

 中央部がもやっと赤くて左右が少し緑っぽい。つまり、本来均一の色合いじゃなければならないのに、場所によって色がずれてるのだ。iPhone 4も同じように中央部が青緑になって「青カビ」なんて言われてた。これもiPhone 4ほどではないし色も違うが、似た現象だ。実はGALAXY S IIもその傾向があった。もしかして同じ会社のセンサーかも。

 最後にISO感度別撮影を。

photophoto ISO400(写真=左)とISO800(写真=右)で撮影
photophoto ISO1600(写真=左)とISO3200(写真=右)で撮影

 高感度に強い裏面照射型CMOSセンサーとはいえ、過度な期待は禁物ということだ。まあ、CCD時代の製品に比べると高感度時のノイズはぐっと減っているけれどもね。

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