第2回 「INFOBAR A01」とはなにが違う?(ソフト編)――「INFOBAR C01」「INFOBAR C01」の“ここ”が知りたい

» 2012年02月28日 20時19分 公開
[小山安博,ITmedia]

 デザイン性の高さが人気だったauの「INFOBAR」。初のAndroidモデル「INFOBAR A01」が2011年夏モデルとして登場したが、はやくもこの2月にテンキー搭載モデルの「INFOBAR C01」が発売された。今回は、INFOBAR A01とINFOBAR C01の違いについて、ベンチマークテストの結果やプリセットされたコンテンツ、省エネ設定などの視点からチェックする。

photo 「INFOBAR C01」(写真=左)と「INFOBAR C01」(写真=右)

質問:スペックは違うの?

ベンチマークテストの結果
テスト内容 INFOBAR C01 INFOBAR A01
「Quadrant Professional」
CPU 2864 2831
Memory 1357 1387
I/O 6065 885
2D 779 682
3D 1718 1379
Total 2556 1433
AnTuTu Benchmark
RAM 454 426
CPU integer 947 967
CPU float-point 417 416
2D graphics 148 296
3D graphics 1207 833
Database IO 340 405
SD card write 35 49
SD card read 55 48
Total score 3603 3440

 前回ご紹介した通り、C01の液晶のサイズと解像度はいずれもA01より小さくなっている。ボディもC01の方が細長くなり、重さは113グラムから106グラムとわずかに軽くなった。OSは同じAndroid 2.3(Gingerbread)だが、新しい分、Android 2.3.3から2.3.5にバージョンが上がっている。

 チップセットはシングルコアCPUのMSM8655で変わらない。駆動周波数は1.4GHz。実際にベンチマークソフト「Quadrant Professional2.0」と「AnTuTu Benchmark v2.6」でテストしてみると、以下のようになった。

 Quadrantの方はI/Oで大きく差が付いたため、トータルスコアに大きな差が出ているが、それ以外は極端な差は付いていない。グラフィックス周りに多少の違いはあるが、これは画面サイズが小さくなったからか、ソフトウェアの改善によるものかもしれない。

 実際に触ってみると、さすがにシングルコアだけあって、ところどころ画面の引っかかりを感じるなど、動作はA01のころと変わらない印象。少し気になったのが、例えばホーム画面を上下スクロールさせているときに、白地のテキストがピンクっぽく変色する現象。画面が停止すると通常の表示に戻り、A01では見られない現象で、実害はないものの、気にはなった点だ。

 公称での連続通話時間は約370分、連続待受時間は約350時間で、それぞれA01は約330分、約220時間だったので、特に待受時間は大幅に向上した。バッテリ容量は同じ1,020mAhなので、ソフトウェア的に改善した部分だろう。実際に試用している限りは、待受時間に関してはC01の方が持つ印象だった。

 そのほか、ハードウェアスペックは基本的に変わらない。3G通信、無線LAN、Bluetoothといった無線通信部分、カメラやワンセグ、おサイフケータイなどのアプリ部分も、いずれも従来通り。テンキーが欲しい場合のC01、大画面が欲しい場合のA01と、用途に応じて選ぶといいだろう。

質問:プリセットアプリや壁紙などの違いは?

 A01とC01では、ハードウェアの違いは少ないが、プリセットされるアプリはどうだろうか。増えているのは、アプリのショートカットで、最初に起動するとau one Marketにアクセスしてダウンロードしようとする。プリインストールではないため、不要ならインストールしなければよくて、メモリ容量を圧迫しない。

photophotophoto プリインストールアプリの一覧。(S)とあるのはショートカットで、最初の起動時にダウンロードとインストールが行われる

 ショートカットで用意されているのは「Facebook Check」「GREE」「LISMO Book Store」「LISMO WAVE」「Photo Air」「picplz」「Polaroid PoGo App」「Snapeee」「Task Cleaner」「LISMO unlimited」「UNO FREE」「じぶん銀行」……など。さらに「3LM Security」「au one-ID設定」「auお客さまサポート」「au災害対策」「Edy」「Eメール」「Facebook」「GREEマーケット」「Cメール」「Twitter」「ウイルスバスター」「エコ技設定」「フォントマネージャー」「リモートサポート」「安心アプリ制限」など、プリインアプリはかなり増えている。セキュリティ関連やauの新サービスなど、さまざまなアプリが追加されているので、必要に応じて整理するといいだろう。

 テーマ設定も従来通り搭載されており、デフォルトでたくさんのテーマが含まれるようになった。標準のMetalに加え、Muji/Leather/Wood/Red/Mint/Rugが選択できる。

photophotophotophoto テーマはホーム画面の背景が変更される。左から、Metal/Muji/Leather/Wood

photophotophoto テーマの続き。左から、Red/Mint/Rug

 ライブ壁紙はDots/ネクサス/フォトブロック/ポーラーブロック/マジックスモーク/マップ/水/星雲/草が用意され、おおむねA01と変わらない。フォトブロックは、ピクチャフォルダにある画像を順次表示していく形だ。

photophotophotophoto 用意されたライブ壁紙。左から、Dots/ネクサス/フォトブロック/ポーラーブロック

photophotophotophoto ライブ壁紙の続き。左からマジックスモーク/水/星雲/草

 A01には搭載されていた省エネ設定が、新たにエコ技設定にリニューアル。設定画面からアクセスするのは変わらないが、新たにアプリとしてインストールされている。A01では、「とにかく省エネ」「おやすみ省エネ」という一括設定があり、個別に無線LANやBluetooth、サウンド、画面の明るさなどを設定できた。

photophoto 左はA01の省エネ設定。右がC01のエコ技設定。より使いやすくなった

photophoto エコ技設定では、電池残量や時間に応じて設定を自動切り替えできる

 エコ技設定は基本的なモードが、「通常モード」「技ありモード」「お助けモード」の3種類になり、電池残量が一定以下になった場合や、タイマーを使ってあらかじめ決めた時間に設定を切り替えられるようになった。それぞれのモードでどんな設定にするかも個別で変更でき、無線LANや画面の明るさなどの設定が自由に組み合わせられる。A01よりも簡単に、またきめ細かく省エネ設定ができるようになった。

photophotophotophoto エコ技設定で変更できる項目


 次回の「INFOBAR C01」の“ここ”が知りたいでは、C01の一番の特徴であるテンキーの使い勝手に注目。従来のケータイのように操作できるのか、通話の発着信や文字入力などを試してみる。

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