ドコモ、「通訳電話サービス」の第2回試験提供を開始――10カ国語に拡充

» 2012年05月14日 17時47分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモが5月14日、異なる言語で会話ができる「通訳電話サービス」の第2回試験サービスを、2012年6月1日(10時)から9月30日(23時59分)まで提供することを発表した。利用料金は無料。ドコモのFOMAまたはXi契約者がモニターの対象となる。対応機種はAndroid 2.2以降のドコモスマートフォンとタブレット(一部機種を除く)。

 同サービスでは離れた相手に他言語で通訳しながら通話できる「遠隔利用」のほか、端末1台を使ってその場で通訳した内容を外国人に伝えられ「対面利用」が可能。音声認識、翻訳、音声合成などの処理をドコモのネットワーク上で行うことで、端末の処理能力に依存せずに通訳できるのが特徴だ。

 ドコモが2011年11月9日から2012年3月31日までに試験提供した第1回の通訳電話サービスの利用者約1000人に今後の利用意向を聞いたところ、約7割が「また利用したい」と回答したことから、第2回を提供することになった。モニターは前回の10倍規模となる約1万人に拡大する。対面利用の対応言語を第1回の英語、中国語、韓国語から拡大し、第2回では英語、韓国語、中国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、イタリア語、タイ語、インドネシア語の10カ国語に対応する(利用には別途多言語対応アプリが必要)。

 第2回ではユーザーからの要望を2つ取り入れた。1つ目が翻訳された内容を聞き取れなかった際にもう1度翻訳結果を読み上げる機能。翻訳結果表示後に画面上のリピートボタンを押すと、翻訳結果が再度読み上げられる。2つ目が、端末1台の対面型利用を開始するまでの時間を短縮したこと。これまでは音声通話とパケット通信を使い、サービス利用開始時に音声着信を待つ必要があったが、今回はパケット通信のみを利用する。今回の試験提供を通じてさらに意見を募り、ドコモは2012年度中の本サービス開始を目指す。

 モニターの希望者は、スマートフォンまたはタブレットの「通訳電話サービス紹介サイト」(http://pr.docomo-translation.com/)から申し込める。法人ユーザーはドコモ法人営業に連絡をすることで申し込める。

photo 追加された音声再読み上げ機能

photo 端末1台で使う対面利用時のステップを短縮。パケット通信のみで利用できる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月12日 更新
  1. ダイソーで1100円のノイキャンイヤフォン「TWS009」を試す 騒音カットの効果は実感も電池持ちに課題か (2026年10月09日)
  2. 資産3000万円以上が対象 MUFG「エムット」最上位サービスと“年会費無料”アメックス・プラチナの魅力とは (2026年10月08日)
  3. ダイソーで1100円の「GaN USB充電器」は折り畳みプラグで外出用に持ち歩きやすい 45W出力対応でPCでも使える (2026年10月10日)
  4. 10月1日から楽天モバイルの「au 4G LTEエリアローミング」が縮小も意外と残っている件 (2026年10月10日)
  5. POCO F9 Ultraのベースモデル「REDMI K100 Pro Max」はバッテリー容量とカラバリに違いがある (2026年10月11日)
  6. 楽天モバイル、KDDIローミングが大幅に縮小――ユーザーに対する説明責任はないのか (2026年10月11日)
  7. JR東日本「分かりにくい」新幹線券売機を改善へ なぜ、スマホではなく「駅での最短1分購入」を実現? (2026年07月04日)
  8. スマホの「実質価格」高騰の恐れ、iPhone 18 Proは2倍高く? 総務省の残価設定ルール厳格化は“誰のため”か (2026年10月10日)
  9. 【ワークマン】4900円の「アーバンライトバックパック」 豊富なポケットやナスカン&バックル付き (2026年10月11日)
  10. ドコモが「Google Pixel 10a(256GB)」を11万6930円に値上げ 2年7万円台に (2026年10月09日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー