ホーム画面はSamsung独自の「TouchWiz home」とドコモ端末共通の「docomo Palette UI」を内蔵している。TouchWiz homeはAndroid 2.3時代のUI(ユーザーインタフェース)をベースに改良が加えられている。まずロック解除画面でディスプレイに触れると波紋が流れ、いずれかの方向にフリックすると解除される。ホーム画面ではフリックをするとページが立体的な形になって切り替わる。また細かいところでは、ページ下部に設置できるショートカットアイコンは、これまでのGALAXY Sシリーズでは、アプリトレイのサブメニューの「編集」からしか変更できなかったが、GALAXY S IIIではアイコンのドラッグ&ドロップで入れ替えられるようになった。ステータスバーの設定パネルは、SC-03DはWi-Fi、Bluetooth、GPS、マナーモード、画面回転の5つだったが、SC-06Dではこれらに省電力、通知、モバイルデータ、同期の項目が追加された。ただし設定パネルは2列にはなっておらず、1列を左右にスクロールして使う。アプリトレイではウィジェットの一覧表示も可能になった。



ホーム画面のページを切り替え(写真=左端)。ページを示す下部の点をなぞると高速でページが切り替わる(写真=左中)。MENUキーを押すとサブメニューが現れる(写真=右中)。サムネイル表示も可能(写真=右端)


Android 4.0標準の機能として、最近使用したアプリの一覧が表示される。ここからタスクマネージャーを呼び出せる(写真=左端)。ホーム画面を長押しするとサブメニューが現れ、ショートカットやウィジェットの追加、壁紙の変更ができる。ホーム画面だけでなくロック画面の壁紙をここから変えられる(写真=左中)。ステータスバーの設定パネルは2列にはなっておらず、左右スクロールして確認する(写真=右中、右端)ホーム画面の動作はこれまでのGALAXY Sシリーズと同様に滑らか。実際の動きはこちらの動画を参照してほしい。
ブラウザの動きはどうか。いつも通り「ITmedia +D Mobile」のトップーページを表示させて試した。これまでのGALAXY Sシリーズの動作はスムーズだが「速すぎる」感があった。しかしGALAXY S IIIではスクロールしても進みすぎず適度にブレーキがかかるなど、より違和感なく操作できると感じた。ピンチ操作やダブルタップによる拡大/縮小も素早く行えた。



ブラウザで「ITmedia +D Mobile」のトップを表示(写真=左端)。サブメニュー(写真=左中)。起動中のタブをサムネイルで確認できる(写真=右中)。ブックマーク、履歴、保存したページの一覧(写真=右端)Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.