キャリア各社、京都府南部の大雨被害に伴う支援措置を実施

» 2012年08月15日 16時19分 公開
[田中聡,ITmedia]

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムの4社が、京都府南部の大雨の影響に伴い、支援措置を実施している。対象となるのは、京都府の災害救助適用地域内のユーザーで、8月15日時点では京都府宇治市。各社の支援措置は以下のとおり。

NTTドコモ

 対象地域のユーザーが携帯電話などの利用料金を窓口で支払っている場合、2012年8月請求分(7月利用分)の支払期限を2012年10月1日まで延期する。また8月15日から31日までの期間、対象地域のユーザーに対して、破損・故障した携帯電話機の故障修理代金を一部減額などする。自治体から要請があれば、携帯電話や充電器などを貸し出す。

KDDI

 被災したユーザーが自宅から避難するなどの理由でau one net ADSLの固定通信サービスをまったく利用できなかった場合、ユーザーからの申告により、その期間の月額基本料や付加サービス利用料を減額する。また被災したユーザーが携帯電話と固定通信の利用料金を窓口で支払っている場合、2012年8月請求分(7月利用分)の支払期限を、2012年9月30日まで延期する。

 災害救助法適用地域のユーザー対して8月14日から31日の期間、関西全域(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)のauショップとPiPitにて、今回の大雨で破損・故障した携帯電話機の修理費用を一部軽減する。災害対策本部と公的機関等の団体から要請があった場合、携帯電話や充電器などを貸し出す。

ソフトバンクモバイル

 被災したユーザーが携帯電話の利用料金を窓口で支払っている場合、7月利用分(支払期日が8月16日、26日)と8月利用分(支払期日が9月6日)の支払期限を請求書記載の日付から1カ月延長する。今回の災害で破損、水漏れ、紛失によりソフトバンク携帯電話機の交換を希望する場合、交換費用を一部機種は無償で、その他の機種は一部減免する。京都府のソフトバンクショップで8月15日から受け付ける予定。また、公的機関やNPO法人などの団体から要請があった場合、携帯電話や充電器などを貸し出す。

ウィルコム

 被災したユーザーが窓口で料金を支払っている場合、7月利用分(支払期日が8月27日〜9月12日)を支払期日から1カ月延長する。

イー・アクセス

 被災したユーザーが窓口で料金を支払っている場合、8月請求分(7月利用分)の支払期限を、請求書記載の日付から1カ月延長する。また、8月14日から31日までの期間、大雨などで破損、故障したイー・モバイルの携帯電話、データカード、ADSLモデムの修理費用を一部減免する。

※イー・アクセスの支援措置を追記しました(8/16 15:25)。

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