Apple、7.9インチディスプレイ搭載の「iPad mini」発表 11月2日発売重さ308グラム

» 2012年10月24日 03時42分 公開
[園部修,ITmedia]
Photo 「iPad mini」

 Appleが10月23日(現地時間)、“より小さなiPad”として、7.9インチのディスプレイを搭載した「iPad mini」を発表した。Wi-Fi版とWi-Fi+Cellular版が用意され、Wi-Fi版は11月2日に、Wi-Fi+Cellular版は11月下旬に発売予定だ。容量は16Gバイト、32Gバイト、64Gバイトから選択でき、キャリアはソフトバンクモバイルに加えてKDDIも選べる。

 価格はWi-Fi版の16Gバイトが2万8800円、32Gバイトが3万6800円、64Gバイトが4万4800円。Wi-Fi+Cellular版の16Gバイトは3万9800円、32Gバイトは4万7800円、64Gバイトが5万5800円。10月26日から予約の受け付けを開始する。

※初出時に「11月26日から予約の受け付けを開始する」と記載していましたが、「10月26日」の誤りでした。お詫びして訂正いたします。(10/24 9:37)

PhotoPhoto ボディカラーは「iPhone 5」と同じくアルミの質感を生かしたホワイト&シルバーとブラック&スレートの2色

 iPad miniは、厚さ7.2ミリの薄型ボディに1024×768ドット(XGA)表示に対応したディスプレイを搭載したタブレット。狭額縁設計を採用し、片手で持てるサイズを実現した。解像度はiPad 2と同じで、27万5000タイトル以上ある既存のiPadアプリケーションがそのまま利用できる。幅は134.7ミリ、高さは200ミリ、重さはWi-Fi版が308グラム、Wi-Fi+Cellular版が312グラム。背面はアルミのユニボディで、ボディカラーはホワイト&シルバーとブラック&スレート。

 CPUはデュアルコアプロセッサの「A5」で、FaceTime HDカメラ、5MピクセルのiSightカメラ(裏面照射型CMOS)を搭載。通信機能は3G(DC-HSDPA、HSPA+、EV-DO Rev.B、EV-DO Rev.Aなど)に加えてLTEに対応しており、Wi-Fiは802.11a/b/g/nを、Bluetoothは4.0をサポートした。「iPhone 5」と同様、LTEは国内では2.1GHz帯の周波数を利用する。バッテリーは16.3Whのリチウムポリマーバッテリーで、最大10時間の駆動を実現。外部接続端子はLightningコネクタとなっている。OSはiOS 6をプリインストールする。

 7.9インチのディスプレイに合うサイズの「SmartCover」も提供予定だ。

PhotoPhoto 片手でも持てる、重さ308グラム(Wi-Fi版)、幅134.7ミリを実現。miniサイズのSmartCoverも用意
PhotoPhotoPhoto 発表会でiPad miniを披露するApple ワールドワイドプロダクトマーケティング シニアバイスプレジデントのフィル・シラー氏。9.7インチのiPadと並べるとサイズ感がよく分かる(Apple Special Eventライブストリーミングより)

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