じぶん銀行が12月12日、AndroidスマートフォンとiPhone向けに「クイック口座開設アプリ」の提供を開始した。
このアプリでは、スマートフォンのカメラで運転免許証を撮影すると、OCR機能により、免許証の氏名、住所、生年月日を読み取ってくれる。読み取ったデータを送信すれば口座開設ができ、キャッシュカードが後ほど郵送で送られてくる。従来は免許証のコピーを本人確認書類として郵送する必要があり、申し込みから銀行の利用開始までに12〜15営業日かかっていたが、このアプリを使うことで郵送の手間が省け、申し込みから6〜10営業日で利用可能になる。
文字の読み取りをじぶん銀行のサーバで行うことで、アプリサイズを軽減できるほか、端末の性能に依存せずに済む。またアプリをバージョンアップせずに、親地名や郵便番号にも対応できる。なお、運転免許証以外の身分証明書(保険証など)の読み取りには、現在は対応していない。
対応機種はAndroid 2.3、4.0、4.1、iOS 5.1、6.0の端末。端末はアウトカメラを搭載しており、オートフォーカスと接写機能に対応している必要がある。
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