第15回 iPhoneを三脚につけるのは意外に簡単で効果的荻窪圭のiPhoneカメラ講座(2/2 ページ)

» 2013年06月04日 10時26分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
前のページへ 1|2       
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

iPhoneを三脚につけられるケース「KLYP(クリップ)」

 さて、3番目に紹介するのが今回の目玉であり大本命。

 「iPhoneを三脚に装着できる、拡張性を持ったiPhoneケース」なのだ。iPhone4/4S用は既にあったけど、このたびiPhone5用が発売されるのである。それがマンフロットの「KLYP」(クリップ)。iPhone5用は6月12日発売だが一足先に入手したので紹介する。

 マンフロットというのはイタリアの超老舗三脚ブランドでカメラ・ビデオ用三脚やスタジオ用機材を扱っている、まあハイアマチュアからプロに使われるブランドなんだけど、このたび「今一番使われてるカメラはiPhoneだ!」ということでiPhoneアクセサリーに参入してきたのだ。

 何しろスマホは一番よく使われているカメラの座を2012年にコンデジから奪ったのだ(マンフロットが紹介した欧州での調査だけど、日本でもそんな感じだと実感してる)。マンフロットが本格的に取り組むのも分かるってもんだ。

 その「KLYP」にはiPhoneケース+アタッチメントのシンプルなセットと、LEDライトが付属するセットの2種類が用意されている。

photo LEDライト付+「KLYPケース for iPhone5」。ケースは2つに分かれており、このように上下からiPhoneをセットすると真ん中の爪のところでカチッとはまる。iPhoneケースとしてもなかなか頑丈でよい

 このケースが他と違うのは、アタッチメントを装着することで三脚やライトをつけられること。底部と左右の3箇所から好きな場所にアタッチメントをつけられるのだ。

photo 三脚用アタッチメント。これを本体3箇所にある溝の好きな場所にカチッと装着する

 するとこんな風になるわけである。

photo KLYP+アタッチメントを使って三脚に装着してみた。三脚側にアタッチメントをつけっぱなしにしとけば、三脚への脱着がすごく簡単

 上の写真で使ってるテーブル三脚は、マンフロットのPIXIという製品。イタリア!というデザインがいい。この微妙な宇宙船のような曲面っぷりがたまらんです。デザイン面では断トツ。しかも赤いボタン(マンフロットのロゴが入っている)を押すと角度が変えられ、ボタンを離すと固定されるという簡単さがいい。もちろんデジカメをつけても問題ない。

 iPhoneを横位置につけてもいい。横位置につけるときはレンズの位置が上に来た方がいいか下に来た方がいいかでアタッチメントの装着場所を選べるのがいい。

photo 横位置でPIXIにガシッと装着
photo で、撮影したたんぽぽ

 マンフロットとしては自社の三脚につけて欲しいところだろうけど、もちろん他社の三脚でもOKであります。

photo ベルボン社のミニ三脚につけてみた。
photo マンフロットのポケット三脚につけてもOk。ポケット三脚にアタッチメントをつけっぱにすれば携帯性も最高に高い

 このKLYだけど、普段使いのiPhoneケースとしてもけっこういい。アタッチメントを外しておけば、普通のiPhoneケースとして手になじむしiPhoneの保護にもなるのだ。とりあえず常用しております。

 で、夜まで出かけそうなときは小さな三脚にアタッチメントをつけてバッグに放り込んでおくのである。暗い場所で撮りたい風景になったらさっと取り出してカチッと装着して撮って、またさくっと外せばいいのだ。この脱着の簡単さがうれしい。

 遊んでたら夜になって夜景を撮ってみたくなったとか、花火大会で花火を撮ってみたくなったとか、そのほかリア充的な何かが起きたりとか世の中何がどうなるかわからないのである。

 本格的に撮るのならもっと長くて安定した三脚を持っていくといい。いわゆる「トラベル三脚」といわれてるものなら、そこそこの重さと長さでそこそこ使える。

 そこまでいかなくても、KLYPにアタッチメントをつけた市販のミニ三脚やポケット三脚をバッグの片隅にいれておくだけで撮影の幅は広がる。ミニ三脚やポケット三脚だと高さがないけれども、そんなのはその辺のテーブルとか手すりとかゴミ箱とか、そんな近くにあるものをうまく使えばいいのである。

 iPhoneはスマホであると同時に、すぐれたカメラである、と思ったらちょっと拡張してみるべし。

前のページへ 1|2       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年05月18日 更新
  1. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
  2. 【ワークマン】1500円の「ベーシックアンカーボディバッグ」 二気室構造で必需品がまとまる (2026年05月16日)
  3. 楽天モバイルが「Rakuten WiFi Pocket 5G」の販売を再開 同時申し込みで2990円 (2026年05月16日)
  4. なぜ? ソニーが語る「Xperia 1 VIII」大幅値上げの理由 約24万〜30万円の価格は受け入れられるのか (2026年05月16日)
  5. サイゼリヤは“折りたたみスマホお断り”なのか? セルフ注文画面が話題、真偽を実機で確かめた (2026年05月13日)
  6. 「お疲れさまです」はいらない? ビジネスチャットで“嫌われる“かもしれない振る舞い7選 (2026年05月17日)
  7. 「Xperia 1 VIII」のAIカメラ機能が炎上したワケ 「画質劣化ではなく選択肢の1つ」とソニーは説明 (2026年05月15日)
  8. OPPOから空冷ファン内蔵の「K15 Pro」登場  IP69防水と静音性を両立、8000mAhの大容量バッテリーも魅力 (2026年05月17日)
  9. 楽天、MNO本格参入後に初の黒字化 三木谷会長「KDDIローミング終了」と「値上げ」は明言避ける (2026年05月15日)
  10. 「Xperia 1 VIII」は先代の「Xperia 1 VII」から何が進化した? デザインからカメラ、オーディオまで実機で解説 (2026年05月15日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年