電車の中やデスクワーク中などに、スマートフォンで音楽を楽しむ人は多いのではないだろうか。だが、音楽は聴くだけでなく、ゲームジャンルとしても充分楽しめるものになっている。そこで、iPhoneでオススメの音楽ゲームアプリをまとめてみた。第1回では、アーケードでも楽しめる定番の本格ゲーム5つを紹介しよう。
指1本の簡単操作で、高度なグラフィックとジェットコースターのような疾走感を楽しめるのが同アプリの特徴だ。ゲームを進めると選べる楽曲が増えるため、基本料金無料で十分にやり込むことができる。オリジナル曲だけでなく、J−POP、洋楽、アニメ、ボーカロイド、ゲームなどさまざまなジャンルの曲を用意した。有料で曲を購入すると、さらに遊べる楽曲が充実する。7月3日には、レディー・ガガやグウェン・ステファニーなど海外大物歌手の楽曲も追加された。
楽曲ごとにステージ構成が異なり、直感的な操作性ながらいつまでも飽きない。画面のどこをタップしても構わないため、これまで音楽ゲームになじみのなかった人にも親しみやすい。マークのないときにタップしてもスコアが加算される「AD-LIB(アドリブ)」など、新感覚の要素も入っている。タイミングが大事な音楽ゲームでは操作感が気になるところだが、筆者がプレイする中ではストレスなく遊べた。
同アプリは「Best App Ever Awards」で2011年のiOSベストミュージックゲーム賞を受賞したほか、国内外でさまざまな賞を獲得した。2013年冬には、タイトーの「スペースインベーダー生誕35周年記念タイトル」として、同アプリのアーケード版が登場する予定だ。
音楽ゲーム未経験者でも、KONAMIが提供する同アプリの名前を知っている人は多いだろう。アーケードでは足でパネルを踏むが、アプリ版では指を使って矢印をタップする。下から上がってくる矢印が画面上部の矢印に重なった瞬間にパネル部分をタップする簡単操作。難易度は「BEGINNER」「BASIC」「DIFFICULT」「EXPERT」の4段階あり、初心者から上級者まで幅広く楽しめる。また、ゲームオプションではさらに8段階の難易度設定ができる。
インストール時の楽曲数は3曲で、「DDR STORE」から有料で追加購入が可能だ。やり込もうと思うと、ほとんどのユーザーは無料では物足りなくなりそうだ。また、本体を振ってプレイする「SHAKE MODE」では、体を動かしながら直感的な操作でのプレイが可能だ。操作感としては、たまにタップ時にズレを感じる印象だった。
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