「iPhone 4S」の整備済製品を買ってみた新品との違いは?

» 2013年08月20日 00時00分 公開
[田中聡,ITmedia]
photo 「iPhone 4S」の整備済製品は、8月19日時点では完売となっている

 ソフトバンクオンラインショップ限定で、「iPhone 4S」の整備済製品が販売されている(関連記事)。7月22日から64Gバイト版、8月12日から16Gバイト版と64Gバイト版が販売されたが、好評につき現在はいずれも完売している(次回入荷は未定)。

 整備済製品は、未使用の初期不良品を修理・調整して再出荷したものだが、バッテリーと外装は新しいものに交換済みで、品質は新品同様だ。では通常の新品と違うところはあるのだろうか。実際に購入した整備済製品を写真でチェックしていこう。

photophoto 整備済製品は新規、機種変更、MNPいずれでも購入可能(写真=左)。購入の手順も通常のオンラインショップと同じ。本体色・容量、料金プラン・パケット定額サービスなどの契約内容、支払い方法を決め、送付先の住所や送付希望日などを入力すればよい。16Gバイト版の一括価格は1万8240円(写真=右)

 実際に届いた整備済製品のiPhone 4Sは新品と変わりないが、パッケージは簡素なものに変更されている。新品のパッケージは、iPhone 4S本体の写真やAppleロゴなどが記された華やかなものだが、整備済製品のパッケージは「iPhone 4S」「iPhone整備済製品」の文字があるのみ。パッケージの紙質は新品の方が固くて高級感があるが、整備済製品は白いダンボールのような印象だ。同梱品は新品と同じくクイックスタートガイド、USB電源アダプター、USBケーブル、マイク付きイヤフォン、SIMカード交換用ピンが用意されるが、アップルマークのステッカーは付いていない。

photophoto 簡素な整備済製品のパッケージ
photophoto iPhone 4Sの新品のパッケージと比較。やはり新品の箱の方が華やかだ
photophoto 新品のパッケージは、側面の「iPhone 4S」ロゴがシルバーに光る(写真=左)。アップルロゴがあるのも新品のみ(写真=右)
photophotophoto 整備済製品の箱は、上の箱を被せるタイプの新品と違い、横から折りたたむタイプ。完全に閉まらず半開きのままになってしまうが、その分開けやすい(写真=左)。開けるとこんな感じ(写真=中)。iPhone本体を置くトレイ(写真=右)
photophoto iPhone 4S、トレイ、クイックスタートガイドの入っている箱を取りだしたところ(写真=左)。箱の底にはUSBケーブル、USB電源アダプター、マイク付きイヤフォンが入っている(写真=右)
photophotophoto 同梱品を全部取り出したところ(写真=左)。クイックスタートガイド、この製品についての重要なお知らせ、SIMカード交換用ピン(写真=中)。表と裏にフィルムが貼られている(写真=右)
photophoto 当然ながら、本体にはキズ1つない

 箱は違えど、端末自体は新品も整備済製品も変わらない。アクティベーションすれば、新しいiPhone 4Sとして使用できる。ちなみにアクティベーション直後に確認したiOSのバージョンは「5.0.1」で、従来の「YouTube」アプリや「マップ」アプリも残っていた。

photophoto おなじみのアクティベーション画面
photophotophoto アクティベーション直後の画面(写真=左、中)。OSは「5.0.1」(写真=右)

 iPhone 4Sの整備済製品の次回入荷は未定だが、このように、新品同様の古い端末を安く購入できる選択肢があることは、覚えておくといいだろう。iPhone 4Sの16Gバイト版の場合、通常価格の3万5520円よりも半額近く安い、1万8240円で購入できる。iPhone 4Sの再入荷と、今後は「iPhone 5」の整備済製品が発売されることにも期待したい。

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