音楽再生アプリとしての使い勝手は?――iOS向け「LISMO」を使ってみたキャリアサービスの使い方 au編(1/2 ページ)

» 2013年09月24日 16時34分 公開
[村上万純,ITmedia]

 iPhoneには、標準の音楽再生アプリとして「ミュージック」がプリインストールされている。また、サードパーティ製のアプリもさまざまだ。そんな中、KDDIが9月5日にiOS向け音楽再生アプリ「LISMO」の配信を開始した。auユーザーにはおなじみのLISMOだが、iOS向けアプリとしての使い勝手はどうなのだろうか。実際に試してみた。

 同アプリの対象機種はiOS 5.0以上を搭載するiPhone/iPod touch/iPad/iPad miniで、au以外のiPhoneでも利用できる。今回のレビューでは、iOS 6搭載のau版iPhone 5を使用した。

auケータイからiPhoneへの音楽データ移行が可能に

 iOS版LISMOアプリの特徴の1つは、クラウド利用によるマルチデバイス化に対応したことだ。auケータイやAndroidスマートフォンのLISMOで購入した楽曲(着うたフル)を、au IDを使ってiPhoneへ再ダウンロードできる。ただし、再ダウンロードをするときに電波環境が良好な状態でないと、エラーが起こり途中でダウンロードは中止される。ダウンロード時の電波環境には注意しよう。3G通信は時間がかかるため、KDDIではLTE通信かWi-Fi接続での利用を推奨している。

photophotophoto iOS版LISMOアプリを使うと、auケータイのLISMOで購入した楽曲の再ダウンロードができる

 フィーチャーフォンで購入した楽曲の再ダウンロードは、2005年11月以降にレコチョクサイトで購入した楽曲が対象で、ダウンロードは2端末まで有効だ。楽曲を再ダウンロードするたびに、ダウンロード対象の2端末として認識していいかの許可を求められる仕様になっている。また、iPhone向けのLISMO Storeで購入した楽曲は10端末まで再ダウンロードが可能。すでに提供されているAndroid版のLISMOが同じようにマルチデバイスに対応するのは、10月以降の予定だ。

photophoto 1曲ごとにダウンロード対象の2端末として認識していいかの許可を求められる(写真=左)。画面左上にある「全てダウンロード」ボタンをタップすると、一括でダウンロードできる(写真=右)

 また、再ダウンロード時の音質は「着うたフルプラス」と同等の320kbpsになる(着うたフルは48 kbps)。iTunesやミュージックアプリ同様、曲のサイズなど詳細情報は確認できないが、実際に視聴することで、その音質の高さを実感できる。

検索機能はないが、ボタン1つで「お気に入り」リストを作れる

 KDDIのアプリ開発担当者によると、iOS向けLISMOアプリのUI(ユーザーインタフェース)は、「iPhoneのミュージックアプリを意識して作った」という。画面下のバーに表示される「全曲」「アーティスト」「アルバム」「プレイリスト」「その他」など、ミュージックアプリを使っていたユーザーにはなじみのあるカテゴリをLISMO独自の並びで配置した。特に使用方法を読まなくても、直感的に操作できるはずだ。

photophoto 画面下のバーには「全曲」「アーティスト」「アルバム」「プレイリスト」「その他」など、「ミュージック」アプリでなじみのあるものが並ぶ

 LISMOでは、iTunesでダウンロードしたり、PCからiPhoneに取り込んだ楽曲も混在して表示される。ヘビーユーザーなら楽曲の数は膨大になっていくだろうが、ミュージックアプリのような検索機能はLISMOにはない。基本的には画面右のスクロールバーを上下させて曲を探すことになるが、プレイリストを細かく分けておけばストレスは減りそうだ。シャッフル機能を備えているため、ランダムに再生することもできる。再生中に「お気に入り」ボタンをタップすると、プレイリストのお気に入りカテゴリに登録することも可能だ。「あまりカテゴリ分けにこだわりがなく、プレイリストを作るのも面倒」という人に便利だろう。お気に入りできる楽曲数に制限はない。

photo 楽曲を再生すると、画面中央右に「お気に入り」ボタンが表示される

 バックグラウンドで楽曲を再生し、iPhoneのホーム画面下部のメニューで操作できる「ミニプレイヤー」機能も備えた。ミニプレイヤーはLISMOアプリ起動中にホーム画面上で端末のホームボタンを2回押し、画面下部のバーを右にフリックすると現れる。バックグラウンド再生中の楽曲のスキップや一時停止のみ操作でき、早送りや巻き戻しはできない。移動中などはミニプレイヤーを使って最低限の操作が可能だ。また、音楽再生中にiPhoneをロック画面にすると、楽曲のジャケット写真が表示される。

photophoto 楽曲再生中にホーム画面に戻り、ホームボタンを2回押して画面下部のバーを右にフリックすると、「ミニプレイヤー」機能が使える(写真=左)。視聴中に画面をロックすると、ジャケット写真がロック画面中央に表示される(写真=右)

「この曲イイネ!」を視聴中にSNSでシェアできる

 「自分のお気に入りの楽曲を友達にも知ってほしい」「良いなと思った曲を、すぐに誰かに知らせたい」と思うことも多いだろう。そんなニーズに応えるのが、iOS用LISMOアプリに搭載されたSNSのシェア機能だ。楽曲再生中、画面中央に表示されるTwitterとFacebookのアイコンをそれぞれタップすると、SNSへの投稿がワンタッチで可能だ。例えばTwitterの場合は、アーティスト名、曲名やハッシュタグのほか、楽曲購入ページのURLが投稿される。auユーザーの友達なら、すぐに楽曲を試聴でき、気に入ればその場で購入することもできる。

photophoto Twitter、FacebookなどのSNSで視聴中の楽曲をシェアできる(写真=左)。曲名、アーティスト名のほか、LISMO Storeの楽曲購入ページのリンクも投稿される(写真=右)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月13日 更新
  1. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  2. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  3. 「JALモバイル powered by ahamo」のお得度を検証 本家ahamoやIIJmio版とは何が違う? (2026年06月12日)
  4. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  5. 「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化 (2026年06月11日)
  6. 20万円超も珍しくない高額スマホ時代、「スマホ保険」の選び方と料金の目安は? (2026年06月12日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. 「Nintendo Switch 2」が“転売ヤー”の餌食に 多言語版の買い占め→「プレイ50時間」条件復活 (2026年06月12日)
  9. なぜ? マクドナルド「巨大セルフ注文端末」に批判殺到の理由 UI/UXに価格表示まで……直面している課題とは (2026年05月14日)
  10. DAZNのW杯「月額980円」表示に落とし穴 ユーザーを困惑させた2つの“ダークパターン”とは (2026年06月12日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー