米Googleは4月21日(現地時間)、統合メッセージングサービス「ハングアウト」のAndroidアプリをバージョン2.1にアップデートし、3つの新機能を追加したと発表した。アップデートは今週中にGoogle Playで“ローリングアウト”する見込みだ。
Android版ハングアウトは、昨年10月のアップデートでSMS(電話番号によるテキストメッセージングサービス)の送受信が可能になっていた。
今回のアップデートで、同じ相手とのSMSとハングアウトのメッセージングの履歴が統合される(Android 4.0以降)。この処理は、電話番号と対応するメールアドレスが端末の連絡リストに登録されている場合にのみ実施される。統合されたチャットの画面では、SMSからのメッセージは「via SMS」と表示される(下左端の画像)。
統合したくない場合は[メニュー]→[Un-merge]で分割できる。
コンタクトリストが、ハングアウトした相手と電話のコンタクトの2つのセクションに分かれ、SMSの発信がしやすくなる。
また、ホームスクリーンから直接ハングアウトに接続できるハングアウトウィジェットも利用できるようになる。
さらに、動画チャットの品質とSMS、MMSの信頼性が向上する。
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