デザイン/カメラ/通信を再設計――世界最薄LTEスマートフォン「Ascend P7」の全容(2/3 ページ)

» 2014年05月09日 23時26分 公開
[山根康宏,ITmedia]

800万画素のインカメラを採用した理由

 Ascend P7の機能面で最も強化されたカメラについては、Huaweiのテクノロジープランニング部門のヘッド、リ・チャンズ氏が3つのポイントを説明した。世界の70%の写真がスマートフォンで撮影されており、スマホではカメラ機能が最も使われ、そして重要な機能になっているという。だがあらゆる瞬間をベストな状態で撮影したいというユーザーの要望に対し、現状のスマートフォンのカメラはフラストレーションのたまるものになっていると説明する。

 ユーザーがスマートフォンのカメラに求めている機能のうち、最もよく聞かれるのは以下の3つだという。

  • 自分をきれいに写したい
  • 暗い所でも自然な仕上がりにしたい
  • 思い立った瞬間にすぐ撮影したい
photophoto 大幅に強化されたカメラ機能を説明するリ・チャンズヘッド氏(写真=左)。カメラの強化部分も3つある(写真=右)

 これの要望に応えるべく、Ascend P7は8メガピクセルのインカメラを搭載。そして人物をより美しく撮影できるよう、ビューティモードを備えた。インカメラで撮影時に目線がずれないよう、プレビュー画面内に目線を合わせるためのミニ画面も表示できる。インカメラでもパノラマ写真が撮影できる「Groufies」機能も搭載した。このGroufiesは「Group」と「Selfie」の造語で、インカメラを左右に動かしながら集合写真などを撮ることもできる。

photophoto 自分撮りに最適な8メガピクセルのフロントカメラ(写真=左)。ビューティモードでより美しい顔写真が撮れる(写真=右)
photophoto ミニ画面を見れば撮影時に目線がずれることもない(写真=左)。インカメラでもパノラマ撮影が可能な「Groufies」機能(写真=右)

「明るく自然な色合いで撮れる」アウトカメラ

 1300万画素のアウトカメラは、ソニーの最新のカメラモジュールを採用。F2.0と明るく28ミリのワイド撮影が可能だ。画像処理の専用プロセッサとして、デジタルカメラODMの最大手でもあるアルテック社のイメージシグナルプロセッサ(ISP)を搭載しており、暗いシーンでもノイズの少ない写真を撮れる。撮影シーンに最適な画像処理ができる「IMAGESmart Engine 2.0」も備える。iPhoneとAscend P7の作例を比較したところ、Ascend P7はより明るく自然な色合いになったという。

photophoto メインカメラにはソニーの最新モジュールを採用(写真=左)。スマートフォンながらもアルテックのISPを搭載(写真=右)
photophoto シーン別に最適な画像処理を行えるIMAGESmart Engine 2.0(写真=左)。iPhone 5sとAscend P7との撮影比較(写真=右)

 突然のシャッターチャンスも逃さないよう、1.2秒でシャッターが切れるという「Ultra-fast Snapshot」も特徴の1つ。ほかに、写真撮影時にスタンプや文字を組み合わせたウォーターマークを入れたり、音声を同時に録音したりもできる。インカメラを使ったマジックミラー機能のほか、マイク部分に吹きかけた息の音を認識して鏡の表面が曇るという、お遊び的な機能も用意した。本物の曇ったガラスの上で指先で絵を描くように、ディスプレイ表面を指先でスワイプして文字や簡単な絵を書くこともできる。

photophoto その瞬間をすぐに撮影できる1.2秒の高速シャッター(写真=左)。写真にはスタンプなどを入れられる(写真=右)
photophoto 女性向けのマジックミラー。フレームも表示される(写真=左)。お遊びの曇りガラス機能(写真=右)

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