多機能で4K動画撮影も可能な「GALAXY S5」のカメラで遊びたおす荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(3/3 ページ)

» 2014年06月04日 12時00分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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「デュアルフォト」や「バーチャルツアー」など特殊撮影機能で遊んでみる

 最後は特殊撮影機能の話。

 撮影モードには、最初に紹介した「オート」「美肌モード」に加えて、「ショット&エフェクト」「パノラマ」「バーチャルツアー」「デュアルカメラ」の4種類(プラスダウンロード)がある。

photophoto 撮影モードは6種類。シーンモードやマニュアル撮影モードはなく、すっきりしててよい

 ショット&エフェクトは「高速連写した写真を解析して、可能なエフェクトをかけたり、そこからベストなものを選べる」というもの。何を撮るかによってかけられるエフェクトが変わってくるのだが、例えばこのケースだと、背景に写る人が邪魔だ、ってことで「消しゴム」機能が働いた。

photophoto ショット&エフェクトで撮影すると、写真に応じて使える機能が白く表示される(写真=左)。消しゴム機能が働き、背景にいる人を消してくれた(写真=右)

 パノラマは文字通り、カメラを動かしながらパノラマ写真を撮る機能。360度回転できる。

photo ぐるっと360度

 バーチャルツアーはある地点からある地点への移動を写真で記録して動画にしてくれる機能。

photophoto バーチャルツアー撮影中(写真=左)。バーチャルツアー再生中。右上に移動経路が表示されるのが面白い(写真=右)

 最後は「デュアルカメラ」。メインカメラとインカメラを同時に撮影するというスマホならではの機能。以前からあったけど、少しずつバージョンアップして面白くなっている。基本的に高性能なメインカメラの写真にインカメラで撮った自分の姿を重ねるって使い方になるのだけど、インカメラ写真を貼り付けるときのフレームが多彩になり、貼り付け場所やサイズも自在になった。

photo 選べるフレーム

 こんな風に、自分が見てるものと自分自身を一緒に撮るのが基本。観光地へ行くと、背景を上手にいれつつ自分撮りしてる人を必ず見かけるけど、あれを前後のカメラで実現しちゃおうというアイデアだ。これはいい。

photo 普通はこんな風に使う。コツは撮る瞬間にインカメラを見ること。これはちょいとずれちゃいました

 で面白いので遊んでみた。

photophoto カメラのレンズに顔が!(写真=左)。わたしの顔が猫に! このようにメインカメラとインカメラを逆にして、メインカメラを背景にすることもできるのだ(この場合は画素数が落ちるけど、面白いのでよし)(写真=右)。

 かくして、GALAXY S5は想像以上に遊べるのであった。機能だけならもっと積んでるスマホもあるけれども、S5は1つ1つの動作が比較的キビキビしてていろんな撮影モードを使い分けててもストレスがあまりたまらないし、AFがけっこう速くてサクサク撮れるのもいい。タッチAFを使えば、先にピントだけ合わせておいてタイミングを合わせてシャッターを押すって技が使えるので、撮る瞬間を見逃しにくい。スマホにとって、サクサク撮れるってのは大事だなあと実感した次第。個人的にはデュアルショットとリアルタイムHDRがいい感じでありました。

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