NTTドコモは9月30日、8.4型のSuper AMOLED(有機EL)ディスプレイを搭載したAndroidタブレット「GALAXY Tab S 8.4 SC-03G」を発表した。12月中旬の発売を予定している。
GALAXY Tab Sはサムスン電子のハイエンドなタブレットシリーズで、国内では10.5型および8.4型のWi-Fi専用モデルをサムスン電子ジャパンが販売している。LTEやWiMAX 2+に対応した10.5型モデル「SCT21」はKDDIが12月上旬に発売する。
SC-03Gは8.4型のドコモ向けモデルで、下り最大150MbpsのLTE通信に対応した(通話は非対応)。サムスン純正の着脱式Bluetoothキーボードを同梱しているのも大きな特徴。キーボードは統一感のあるカラーとデザインなのはもちろん、本体のスタンドにもなり、さらにクラムシェルスタイルのノートPCのように閉じて持ち運ぶことができる。
ディスプレイはワイドQXGA(2560×1600ピクセル、359ppi)表示と高精細で、Adobe RGB色域の94%をカバーするなど色再現性も高い。サムスン独自のマルチウィンドウやマルチタスク機能を活用すれば、高解像度を生かしたノートPCライクな操作が可能だ。またGALAXYシリーズのスマートフォンと連携する「Side Sync」で、スマホの着信やメールをGALAXY Tab Sで確認したり、データの送受信もシームレスにやり取りしたりすることもできる。
| 機種名 | GALAXY Tab S 8.4 SC-03G |
|---|---|
| メーカー | サムスン電子 |
| OS | Android 4.4 |
| プロセッサ | Qualcomm Snapdragon MSM8974/2.3GHzクアッドコア |
| メインメモリ | 3Gバイト |
| ストレージ | 32Gバイト |
| 外部メモリ | microSDXC(最大128Gバイト) |
| ディスプレイ | 約8.4型ワイドQXGAスーパーAMOLED(有機EL) |
| 解像度 | 2560×1600ピクセル |
| 連続通話時間 | ― |
| 連続待受時間 | 未定 |
| バッテリー容量 | 4900mAh |
| メインカメラ | 有効約800万画素CMOS |
| インカメラ | 有効約210万画素CMOS |
| ボディカラー | Titanium Bronze |
| サイズ | 約213(幅)×126(高さ)×6.6(奥行き)ミリ |
| 重量 | 約298グラム ※本体のみ |
| 発売日 | 12月中旬予定 |
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