イオンスマホ第4弾は富士通製!その狙いは?:SIM通

» 2014年12月22日 15時07分 公開
[SIM通]
SIM通

 格安スマホの認知度を一気に上げた、イオンが販売する格安SIMと格安スマホのセット、通称「イオンスマホ」。4月4日に登場した第1弾からわずか8ヶ月後の12月5日、イオンスマホ第4弾が発売されました。

 第1弾のNexus4は数量限定であったこともあり販売終了していますが、第2弾、第3弾は現在も継続して販売され、それぞれに明確な位置づけがされています。果たして第4弾のねらいは?

 歴代のイオンスマホをおさらいしつつ、考えてみたいと思います。

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試験的側面の強かった第1弾

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セット端末
端末 LG社製 Nexus 4
端末価格 36,806円
画面サイズ 4.7インチ
解像度 1280 x 768
対応ネットワーク 3G(LTE非対応)
セットプラン
最大通信速度 200Kbps
月間高速通信容量 (高速通信は有料オプション)
月額利用料金(端末分割+通信料) 3,218円

 初代の端末はLG社製のNexus 4。高速通信のない(200Kbps固定)SIMとセットで月額3,218円でした。すでにNexus 5が販売されており、型落ちではありましたが当時としてはハイスペックな端末に、低速通信のみのSIMという、今にして思えば少しちぐはぐなセット。しかし、この後の端末ではターゲットを明確にした戦略が取られます。

徹底的に価格重視の第2弾

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セット端末
端末 ジェネシスホールディングス社製 geanee FXC-5A
端末価格 16,329円
画面サイズ 5インチ
解像度 960 x 540
対応ネットワーク 3G(LTE非対応)
セットプラン
最大通信速度 14Mbps
月間高速通信容量 1GB
月額利用料金(端末分割+通信料) 2,138円

 7月に登場した第2弾は思い切った低価格で、「とにかく安くスマホを使いたい」ユーザーにアピール。電話やLINEなど、コミュニケーションメインの用途であれば十分です。例えば、田舎のおじいちゃんとLINEの無料通話がしたい!といった場合には最適なプランと言えます。

LTE対応でスマホを楽しみたい人向けの第3弾

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セット端末
端末 TCLコミュニケーション社製 Alcatel One Touch IDOL2s
端末価格 34,473円
画面サイズ 5インチ
解像度 1280 x 720
対応ネットワーク 3G/LTE
セットプラン
最大通信速度 150Mbps
月間高速通信容量 5GB
月額利用料金(端末分割+通信料) 3,218円

 わずか2ヶ月後の9月には第3弾が登場。「LTE対応で通信費を抑えたスマホが欲しい」という若い世代の声に応え、ミドルレンジの端末+2GBの高速通信(後に5GBに増量)という、よりオールラウンドなセットになりました。「格安だけど十分なスペック」という、昨今の格安スマホのスタンダードに則ったプランです。

シニア向けに国産スマホで安心感を打ち出した第4弾

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セット端末
端末 富士通社製 Arrows M01
端末価格 39,657円
画面サイズ 4.5インチ
解像度 1280 x 720
対応ネットワーク 3G/LTE
セットプラン
最大通信速度 150Mbps
月間高速通信容量 1GB
月額利用料金(端末分割+通信料) 3,110円

 そして今回登場した第4弾。ついに国内大手メーカーが参入しました。「今まで使ってきたケータイブランドのスマホがほしい」という要望に応えたとされています。国産らしく、防水防塵なのも嬉しいところ。月間高速通信容量が1GBと限られている点からも分かるように、ターゲットはコミュニケーション用途が中心のシニア世代。端末側にも配慮がされており、これまでのケータイからスムーズに乗り換えられるよう、フィーチャーフォンの操作に近づけた富士通独自の「シンプルホーム」UIを搭載しています。

「格安楽スマ」ブームを起こせるか?

 ドコモ向け「らくらくスマートフォン」で実績のある富士通が、らくらく格安スマホに参入したというのは非常に興味深い点です。

操作にシンプルさを求めるシニア層こそ格安スマホと相性が良いと言えるので、このねらいはさすがだと思いました。

 この第4弾の売れ行き次第では、他国内メーカーの戦略にも影響を与えるかも知れません。「安いだけじゃない」付加価値を持った格安スマホの先駆けとなるのか、今後の市場動向が気になるところです。

※価格は全て税込です。

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