米調査会社IDCは2月24日(現地時間)、2014年通年のOS別世界スマートフォン市場に関する調査結果を発表した。AndroidとiOSによる寡占状態がさらに進み、両OSを合わせたシェアは前年より2.3ポイント増加し、96.3%になった。
Android端末の通年の販売台数は10億台を超えた。Samsungは失速したが、Huawei、Lenovo(傘下のMotorolaを含む)、LG Electronics、Xiaomi、ZTEなどのアジア勢が伸びた。
iOSのシェアは昨年より0.3ポイント減ったが、第4四半期に発売した大型端末「iPhone 6/6 Plus」は好調で、第4四半期の成長率は46.1%だった。
Windows Phoneのシェアは0.6ポイント減。年内のスマートフォン向けWindows 10のリリースで、ハイエンド端末の登場が期待される。
順位 | OS名 | 2014年出荷台数 | 2014年市場シェア(%) | 2013年出荷台数 | 2013年市場シェア(%) | 出荷台数伸び率(%) |
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1 | Android | 1,059.3 | 81.5 | 802.2 | 78.7 | 32.0 |
2 | iOS | 192.7 | 14.8 | 153.4 | 15.1 | 25.6 |
3 | Windows Phone | 34.9 | 2.7 | 33.5 | 3.3 | 4.2 |
4 | BlackBerry | 5.8 | 0.4 | 19.2 | 1.9 | -69.8 |
その他 | 7.7 | 0.6 | 2.3 | 0.2 | 234.8 | |
合計 | 1,300.4 | 100.0 | 1,018.7 | 100.0 | 27.7 | |
(資料:IDC) |
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