「ZenFone 2」はどこまで“使いやすく”できるのか?――基本UIを試すZenFone 2レビュー(2)

» 2015年05月12日 14時09分 公開
[田中聡ITmedia]

 スマートフォンのUI(ユーザーインタフェース)は、各メーカーの特色が色濃く反映される要素の1つだ。そこで「ZenFone 2」のレビュー2回では、基本的なUIの使い勝手を見ていく。

きめ細かな設定が可能なホーム画面

 ZenFone 2はOSにAndroid 5.0(Lollipop)を採用しており、基本操作はAndroid 5.0に準じている。

 スリープ時に画面を2回タップすると、ディスプレイが点灯し、ここからロックを解除する。ロック画面には「カメラ」「電話」「メッセージ」のショートカットが並び、アイコンをスワイプするとロック解除と起動を同時に行える。ショートカットの表示は「設定」→「ロックスクリーン」→「クイックアクセス」からオン/オフできるが、上記3つ以外のアプリをショートカットに設定することはできない。

photophotophoto ロック画面には各種通知やショートカットが表示される(写真=左)。「クイックアクセス」からショートカットのオン/オフができる(写真=中)。ホーム画面(写真=右)

 タスクキーを押すと最近使用したアプリ一覧が表示され、「ピン」アイコンを押すと、直前に表示していた画面を固定できる。通知バーは1本の指でスワイプすると通知のみが表示され、いったん指を離してもう一度スワイプすると「クイック設定」が表れる。最初から2本指でスワイプすると通知とクイック設定の両方が表れる。クイック設定は16個の設定が表示され、ほかの項目にも変更できる。

photophotophoto 最近起動したアプリの一覧。真ん中下のピンアイコンを選ぶと、直前に表示していた画面を固定できる(写真=左)。各種ショートカットが並ぶカラフルな「クイック設定」(写真=中)。クイック設定は変更可能(写真=右)

 プリセットされているホーム画面「ASUS Launcher」には、非常にきめ細やかな設定が用意されている。ホーム画面を長押しすると、「ホーム画面の管理」というメニュー画面が表れ、ここからアプリやウィジェットの配置、壁紙、アイコンのデザイン、ページが切り替わる際のエフェクト、テーマなどを変更できる。テーマは初期状態の「ASUS ZenUI」のほか、6種類を用意しており、うち4種類は追加でダウンロードすれば無料で利用できる。

photophotophoto ホーム画面を長押しすると表示される管理画面(写真=左)。ページの管理。ホームボタンを押したときに戻る「ホーム」画面も設定できる(写真=中)。通知バーの透明度も調節できる(写真=右)
photophotophoto 複数の壁紙やテーマをプリセットしている(写真=左、中)。ページが切り替わる際のエフェクトも変更できる(写真=右)

 「ユーザー設定」からは、アイコンやフォルダのデザイン、ホーム画面のフォントサイズ/色/種類の設定までできてしまう。

photophoto 「ユーザー設定」にもさまざまな設定を用意(写真=左)。フォルダのグラフィックまで変更できてしまう(写真=右)
photophotophoto ホーム画面上のフォントの色や種類も変えられる

 文字やアイコンを大きく表示する「簡単モード」や、使用するアプリや着信相手、使用時間を決められる「キッズモード」も用意されており、初心者や子どもにもおすすめしやすい。

photophotophoto 初心者向けの「簡単モード」
photophotophoto 「キッズモード」のホーム。指定したアプリしか表示されない(写真=左)。通話相手の指定(写真=中)やスマホを使う時間の設定も可能(写真=右)

ロックや非表示の設定もできるアプリ一覧

 アプリ一覧にもさまざまな設定が用意されている。「スマートフォルダー」では、自動でカテゴリーごとにアプリをフォルダにまとめてくれる。アプリを多数利用している人に便利な設定だ。アプリを起動する際にパスワードの入力が求められる「Lock apps」や、特定のアプリを非表示にする設定も用意されている。1画面に表示するアプリの個数は3×3から5×5まで7種類から選べる。ホーム画面のユーザー設定→「Lock appsの設定」からは、アプリのロックを解除する時間も選べる。

photophotophoto 「スマートフォルダー」を選ぶと、自動でアプリをフォルダにまとめてくれる(写真=左、中)。アプリのロックも可能(写真=右)
photophotophoto 指定したアプリを非表示にできる(写真=左)。グリッドサイズも決められる(写真=中)。こちらは5×5の表示にしたもの(写真=右)

「ASUSカスタマイズ設定」でできること

 「設定」内にある「ASUSカスタマイズ設定」では、タスクキーに割り当てる機能、スクリーンショットのファイル形式(JPEGかPNG)、第1回で紹介した片手モード(クイックトリガー)、手袋をしたままタッチパネルを操作できる「手袋モード」、クイック設定(通知バーに表示されるショートカット)などの設定が可能だ。

 スクリーンショットは通常、ボリュームキーの下+電源キーを押して行うが、両手を使う必要があるし、ちょっと慣れがいる。しかしASUSカスタマイズ設定で、タスクキーにスクリーンショットを割り当てれば、タスクキーを長押しするだけでスクリーンショットが撮れる。ほかに、タスクキーの長押しでサブメニューを表示させることもできる。

photophoto ASUSカスタマイズ設定(写真=左)。タスクキー(マルチタスクボタン)の割当機能を変えられる(写真=右)

ツール系のオリジナルアプリが充実

 ASUSオリジナルアプリも充実している。メール、カレンダー、ブラウザ、ギャラリーなどの基本的なものはもちろん、「クイックメモ」「やることリスト」「ファイルマネージャー」「天候」「懐中電灯」、インカメラを用いた「ミラー」、ファイルを送信できる「Share Link」、PCをワイヤレスで操作できる「Remote Link」、ZenFone 2の画面をPC荷表示できる「PC Link」などを用意。必要十分なアプリがそろっているといえる。

photophoto プリインストールされているASUSのオリジナルアプリ

 ZenFone 2にはかゆいところに手の届く設定が豊富だが、設定内容が多すぎて、すべてを使いこなせる人がいるのかは疑問に思うところ。同じ設定でも複数の入口が用意されているのは、発見しやすくなるという意味では分かりやすいかもしれないが、逆に複雑にしている感もある。ZenFone 2を使い始めたら、設定をいろいろいじってみて、何が必要かを見極める必要がありそうだ。

photophotophoto 「設定」には多数の項目が並ぶ

基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO

格安SIM、SIMロックフリースマホのすべてが分かる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年06月12日 更新
  1. スマホの“ミニ”外付けディスプレイが流行の兆し? 若者がインカメラではなく「アウトカメラ」で自撮りする理由 (2026年06月10日)
  2. 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載 (2026年06月11日)
  3. 「それ、家じゃダメなの?」──スタバ長時間滞在に冷ややかな目 “スマホ操作”に“PCで仕事”も (2026年06月07日)
  4. あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表 (2026年06月10日)
  5. スタバ長時間滞在、なぜ「一律ルール」設けない? “スマホでゲーム、PCで仕事も…広報見解は (2026年06月12日)
  6. コレがたったの3630円――初代PlayStationを模したケース、セブン-イレブンなどで7月6日発売 (2026年06月11日)
  7. ソフトバンクが「今回もやる」とGalaxy S26を月額1円で販売――販売方法を早急に見直さないと撤退を迫られるメーカーも (2026年03月08日)
  8. 動画配信「ABEMA」の障害復旧 約4時間17分にわたり視聴できず SNSに悲鳴【訂正】 (2026年06月10日)
  9. 「Pokemon GO Fest 2026:東京」のモバイル通信は快適だった? 初対策の楽天モバイルがピーク時に“最速”も記録 (2026年06月10日)
  10. 「日本通信アプリ」の新バージョン提供開始 FPoS対応で本人確認のセキュリティを強化 (2026年06月11日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー