9月24日に発売を迎える「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」。「iPad mini 4」のWi-Fi+Cellularモデルは、Appleのオンラインショップでは「2〜4営業日で出荷」となっており、キャリアからも9月下旬に発売される予定だ。
日本のキャリアを通して販売されるiPhone・iPadには、購入したキャリアのSIMカード(UIMカード/USIMカード)と組み合わせないと通信ができない「SIMロック」がかけられている。もちろん、先に挙げた3機種も例外ではない。
しかし、この3機種は「2015年5月以降に発売する端末」に該当するので、SIMロック解除が可能なはずなのだ。
筆者が9月14日までに3機種を取り扱うNTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの広報担当者に問い合わせたところ、3社とも、3機種のSIMロック解除に応じる旨の回答を寄せた。
そこで、改めて3社のSIMロック解除方法をまとめた。読者の皆様の参考になれば幸いだ。
NTTドコモでは、機種購入から6カ月が経過するとSIMロック解除に応じてもらえる。ただし、iPhone・iPadを購入する回線契約において、過去にSIMロック解除手続きをしたことがあれば、最新手続き日から6カ月経過した日からSIMロック解除が可能となる。つまり、最短で購入当日からSIMロック解除ができるのだ。
手続きは、「My docomo」(Web)、「ドコモインフォメーションセンター」(電話)とドコモショップ(店頭)で行える。手数料は、Webでは無料、電話・店頭では3000円(税別)となる。
Web手続きの流れは、Android端末の場合とほぼ同様だが、「一部手順が異なるので、手続き画面に表示される案内をよく確認してほしい」(ドコモ広報部)とのことだ。
auでは、機種購入から180日が経過するとSIMロック解除に応じてもらえる。
手続きは、「auお客さまサポート」(Web)またはauショップ(店頭)で受け付ける。手数料は、Webでは無料、店頭では3000円(税別)となる。
Web手続きの流れは、「Android端末とほぼ同様になる予定」(KDDI広報部)だ。
ソフトバンクでは、機種購入から180日が経過するとSIMロック解除に応じてもらえる。
手続きは、「My SoftBank」(Web)またはソフトバンクショップショップ(店頭)で受け付ける。手数料は、Webでは無料、店頭では3000円(税別)となる。
Web手続きの流れは、「Android端末とおおむね同じ予定」(ソフトバンク広報室)だ。
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