ヨドバシカメラも店内は“iPhoneシフト”――Akibaには約50人の行列ドコモ版はフリー在庫あり?

» 2015年09月25日 11時47分 公開
[田中聡ITmedia]

 ヨドバシカメラは、「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」が発売される9月25日から27日まで、モバイルコーナーのみ8時に開店する。

 ヨドバシカメラでは、ヨドバシ.comにてiPhone 6s/6s Plusの事前予約を受け付けており、予約をした人は、自由な時間帯に店頭で契約手続きができる。それでも、ヨドバシカメラマルチメディアAkibaでは、25日6時頃から開店前の8時まで、約50人が行列を作っていたという。

 ヨドバシカメラ ポータブル商品・携帯チーム グループリーダーの福井康友氏によると、事前予約で特に人気が高かったのが「ローズゴールド」。「iPhone 5sでゴールドが出たときと同じで、新色が出ると人気が集まる傾向にある」という。

photophoto 店内にはiPhone 6s/6s Plusの実機を多数展示。来店者は自由に操作できる

 9時頃に店内を訪れたときは、最初に並んでいた人たちが各キャリアのカウンターで続々と契約を進めていた。普段は携帯端末を展示しているスペースにも臨時カウンターを設置して、少しでもスムーズに契約が進むようフル回転している様子だった。当然ながら、モバイルコーナーはどのキャリアもiPhone 6s/6s Plusを前面に打ち出しており、まさに“iPhoneシフト”といえる。

photo ドコモ売り場
photo auの売り場
photo ソフトバンクの売り場
photophoto 通常よりもカウンターを増やしてiPhone 6s/6s Plusの手続きを実施

 予約をしていなくても購入できるフリー在庫は、当初は全キャリア、全モデルとも「なし」(福井氏)だったが、9時頃、急きょドコモ版iPhone 6sのローズゴールド以外の3色に、フリー在庫が発生した。予約をしそこねた人はチャンスだが、在庫の状況は刻一刻と変動するので、必ず店舗で確認してほしい。

photophotophoto 左からドコモ、au、ソフトバンクの在庫状況。25日9時時点では、ドコモの一部モデルのみ「在庫あり」と案内されていた

 マルチメディアAkibaではスマホケースの販売コーナーも広い面積を取っており、「品ぞろえは全店舗の中でも随一」と福井氏も胸を張る。Androidなどほかのスマホ向けの製品も交えたコーナーに加え、ドコモとau売り場の近くにはiPhoneやiPad専用の周辺機器コーナーを設けており、iPhone 6s/6s Plusを契約してからすぐに周辺機器を見られる導線が敷かれている。

photophoto Apple製品専用の周辺機器コーナー。iPhone 6s/6s Plus向けの製品が先頭で展示されている(写真=左)。ほかの製品も交えたコーナーでもiPhone 6s/6s Plus向け製品は充実している(写真=右)

 中古端末の買い取りも実施しており、2階に専用カウンターを設けている。iPhoneの過去モデルや容量ごとの詳細な買い取り価格は確認できなかったが、福井氏によると、iPhone 6 Plus 128Gバイトモデルは最大4万5000円、iPhone 6 128Gバイトモデルは最大4万3000円で買い取ってもらえるという。査定後の買い取り額は、そのまま現金で還元されるので、iPhone 6s/6s Plus購入の軍資金にしたい人にはうれしい。

photophoto 2階の買い取りカウンター。スマートフォンは最大4万5000円で買い取ってもらえる

 最後に、福井氏からヨドバシカメラでiPhoneを購入するメリットを聞いた。

 「3キャリアのiPhoneを比較しながら、お客様の好きな(キャリアの)iPhone 6s/6s Plusを選べます。iPhoneのご購入で、ヨドバシカメラ ゴールドポイントも5%が付きます(ほかの製品は10%)。アクセサリーの品ぞろえは全国一だと思っています。お客様のご期待に応えていきたいですね」(福井氏)

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