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» 2015年09月29日 13時00分 公開

iPhone 5sからiPhone 6s/6s Plusへの乗り換えで安いのは?――3社の料金プランを徹底比較 (2/2)

[小林誠,ITmedia]
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MNPなら本体の実質価格が安くなる

 携帯電話番号をそのままに他社へ転出・転入するMNP(携帯電話番号ポータビリティ)の場合はどこが安いのか。ケータイでは一般的にMNPの場合は本体価格が安くなるが、iPhoneも同じだ。

iPhone 6s/6s Plusの端末価格(MNP)
NTTドコモ au ソフトバンク
iPhone 6s iPhone 6s Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus
本体価格 9万9792円 9万9792円 9万7080円 10万9920円 10万6560円 11万9520円
実質価格 2万3328円 3万6288円 2万8920円 4万1760円 2万8512円 4万1472円

 実質価格を見ると、3キャリアとも機種変更より1万円程度は安い。そのなかで最安なのがドコモ。iPhone 6sなら2万3328円。6s Plusも3万円台だ。

 続くのがソフトバンクで、本体が高価なのがau。どちらもiPhone 6s Plusになると実質価格でも4万円台だ。

料金プランはキャンペーン適用でドコモが最安

 MNPでも料金プランを比較する。実はキャンペーンなどを含めたトータルでの最安を目指すと、機種変更時とは違う料金プランが得になる場合がある。

料金プラン比較
NTTドコモの最安プラン auの最安プラン ソフトバンクの最安プラン
基本料金 カケホーダイ 2916円 LTEプラン 1008円 ホワイトプラン 1008円
インターネット接続料 spモード 324円 LTE NET 324円 S!ベーシックパック 324円
データ定額 データSパック 3780円 LTEフラット 6156円 パケットし放題フラット for 4G LTE 6156円
24カ月合計 7020円 7488円 7488円

 ここではドコモが最安だ。ドコモとソフトバンクは機種変更の内容と変わらない。ただしauは後述するキャンペーンで、適用条件のデータ定額が高いプランに限定されているため、安く済むのは旧プランの「LTEプラン」+「LTEフラット」の組み合わせとなる。

MNPのキャンペーンは3社とも下取り+割引が大きい

 MNPのキャンペーンは機種変更時と比べ、内容が豪華になり、割引額がよりお得。ただし前述のように適用条件が厳しくなる。

キャンペーン比較
NTTドコモ au ソフトバンク
iPhone 5s下取り金 下取りプログラム(iPhone 5s 16Gバイト) −2万2680円 下取りプログラム(iPhone 5s 16Gバイト) -2万520円 のりかえ下取りプログラム(iPhone 5s 16Gバイト) -2万520円
MNP関連の割引 ドコモにチェンジ割(カケホーダイ 基本使用料12カ月1450円引き) -1万7496円(-1458円×12回) auにかえる割スーパー(LTEプラン 基本使用料12カ月0円) -1万2096円(1008円×12回) のりかえ割(ホワイトプラン 基本使用料12カ月0円) -1万2096円(1008円×12回)
MNP関連の割引2 のりかえボーナス -1万800円 なし なし
12カ月合計 -5万976円 −3万2616円 −3万2616円

 下取り額はドコモがiPhone 5sならどの容量でも2万2680円となる。auとソフトバンクは2万520円で横並びだ。

 一番お得なキャンペーンは、ドコモで「ドコモにチェンジ割」(1458円×12カ月割引)と「のりかえボーナス」(1万800円割引)を適用した場合だ。

 auとソフトバンクでMNPをすると、パケット定額料の割引か基本使用料無料(いずれも12カ月間)の特典を受けられる。ただしauの「auにかえる割スーパー」は、「データ定額」を選ぶと、「データ定額5」か「データ定額8」以上でないと割引されない(安いデータ定額2や3では割引されない)ので、今回は旧プランの「LTEプラン」を選択して、基本使用料を12カ月無料とした。

 ソフトバンクの「のりかえ割」も、「データ定額パック」の場合は「標準」か「大容量」が適用条件なので、こちらも旧プランの「パケットし放題フラット」を選択して「ホワイトプラン」の基本使用料を12カ月無料とした。

MNPのトータルコストはドコモが最安

 最後にMNP時のトータルコストをチェックしていく。機種変更時と同じく、iPhone本体の実質価格、料金プラン、キャンペーンの割引、下取り額を含め、24カ月分のトータルコストを求めた。

トータルコスト比較
NTTドコモ au ソフトバンク
iPhone 6s iPhone 6s Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus iPhone 6s iPhone 6s Plus
本体実質価格 2万3328円 3万6288円 2万8920円 4万1760円 2万8512円 4万1472円
基本料金 24カ月時 6万9984円 6万9984円 2万4192円 2万4192円 2万4192円 2万4192円
インターネット接続料 24カ月時 7776円 7776円 7776円 7776円 7776円 7776円
データ定額 24カ月時 9万720円 9万720円 14万7744円 14万7744円 14万7744円 14万7744円
iPhone 5s下取り金 −2万2680円 −2万2680円 -2万520円 -2万520円 -2万520円 -2万520円
MNP関連の割引 12カ月分 -1万7496円 -1万7496円 -1万2096円 -1万2096円 -1万2096円 -1万2096円
MNP関連の割引2 -1万800円 -1万800円
24カ月合計 14万832円 15万3792円 17万6016円 18万8856円 17万5608円 18万8568円

 MNPではドコモが最安となった。特にiPhone 6sは14万円台、iPhone 6s Plusが15万円台となっており、auやソフトバンクよりも3万円ほど安い。続くのがソフトバンクで、僅差で3位になったのがau。MNPではauが一番高いという結論になった。

 というわけで、iPhone 5s 16Gバイト→iPhone 6s/6s Plus 64Gバイトへの機種変更、MNPを行うのなら、下取りも含めると、機種変更はau、MNPならドコモを利用するのがお得だ。

 ただし下取りでは旧iPhoneの状態によって下取り額が変わるので注意してほしい。また安さを重視するのならSIMロックフリーのiPhone+MVNOの格安SIMという組み合わせも忘れないでほしい。この記事が少しでも新iPhone購入のお役にたてば幸いだ。

photophoto SIMロックフリー版の価格(左がiPhone 6s、右がiPhone 6s Plus)
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